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ー昼休みー
……あれ?
私はカバンをひっくり返した
でも、出てこない。机の中にもない………
『お弁当忘れた……』
作ったはずだけど………もしかして台所に置き忘れたかな
やってしまった
購買でなにか買いたいけど今日に限ってお金無い…
仕方ない、侑のところ行こう
確かいつもパンを持ってきてたはず
倫太郎と治は係の仕事でいなかった
『あのー、侑呼んでくれないかな?』
「おん、ええよ。侑ー!Aが呼んでるー!!」
侑「A!俺に会いに来てくれたん?」
『そうじゃなくて、お弁当忘れた………から、その…』
侑「わかった、このお金で好きなもん買ってな!」
侑がニコニコの笑顔で渡してきたのは1万円札だった
学校にこんな大金持ってきてた事に驚きなんですが…
『え、えー………侑のパンで良いんだけど………』
私は侑に1万円札を返した
侑「ほんま、かわええなぁ………ほな一緒に食べよか!」
私と侑は場所を移して、屋上へ向かった
『良かった、侑が教室にいなかったらアラン先輩に助けを求める所だった』
侑「なんや、サムと角名は?」
『なんかの係』
侑「そうなんや、これ食うか?」
『うん…!』
私は侑が持っている食べかけのパンを食べた
『美味しい、コンビニの?』
あれ、侑がフリーズしてる……
『侑?だいじょーぶ?』
侑(なんなん?こんのかわええ妹は!!無自覚なのか?!こんなん好きになってまうやろ)
『……?』
侑「ん"ん"っ、大丈夫や」
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作者名:冥 | 作成日時:2020年12月31日 0時