【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。3

平日でした。 ページ9

｢やばい………暇すぎる。｣



どうも暇してます。七瀬Aです。


赤井さんがアメリカへと旅立ち、伊達さんが亡くなってしまったあの日からだいぶ月が経ちました。


ついこの間、“俺も今日から高校2年生だ!!!”とかいう写真付きのメールが新一から送られてきたから原作もそろそろ始まると思う。



んー、でもコナン君になる前にもう1回新一を拝んでおきたいなぁ。




｢……よしっ、レモンパイでもつくって今日は新一に会いに行こう!!!｣




そうと決めた私は早速レモンパイを作り始める。

もう何度これを作ったことか…


新一と会う度に、作っているから数十回目だ。

もう手順も分量もすべて覚えてしまった。



おかげであっという間にレモンパイが出来上がる。


よしっ、早速会いに行こう!!!

レモンパイを箱に詰めて、バイクのキーを手に取り家を出た。


けど、家の鍵をかける時に気づいた。



｢……あれ？思えば今日平日じゃん。新一まだ学校だよ!!!｣



なんたる失態。

いつも平日に休みなんか貰わないからこんな事態になってしまうんだ。


あぁ、平日が休みになった理由？

私が降谷さんと風見さんの言うことを無視して4徹したから強制的に休まされました！



って、そんなことはどうでもよくてどうしよう。


部屋に戻って夜まで待つ？

でも待ちきれないなぁ。


とりあえず新一にメールして返信を待つ？

でも学校に携帯って持っていってるのかな？




｢……んー、まぁ学校に行けばいっか!!!｣



そして、校門から出てくる新一を捕まえればいい。

よし、これでおっけー。



｢そうと決まればレッツゴー!!!｣

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