普通は思いません。 ページ46
｢な、なんでAお姉さんがここに!?｣
｢コナン君こそ、なんでここに？｣
｢ぼ、僕はただジョディ先生とお話したいなぁと思って来ただけだよ！！｣
普通、小学生が高校の英語教師と話したいなんて思うのでしょうか。
いいえ、思いません。
ということは、新一は何かを探りにここへ来たんだろうな。
ジョディさんが怪しい人だと疑っているのかも。
たしか、漫画では最初の方はジョディさんが黒の組織の関係者じゃないかと疑ってたよね。
むしろ、ジョディさんは強い味方なのに。
まぁ、そんなこと新一が知るはずもないわけだし疑うのは当たり前か。
現にジョディさんは怪しいと思われてもしょうがない行動ばっかりしている訳だし。
｢ほんで、あんたはどないな理由でここに居るんや？｣
｢え？｣
私が新一がここに来た理由をざっくりと自己解決していると横にいた色黒高校生探偵が話しかけてきた
。
｢えっと……あなたはコナン君のお友達か何かで？｣
｢そうや！俺はくど……じゃなくてやな、こ、コナン君の友達の西の高校生探偵服部平次や！｣
｢高校生探偵って新一と同じなんだね。私は七瀬Aです。よろしくね。｣
｢おう！よろしゅう頼むわ！｣
こっちの世界に来てこのやり取りにもだいぶ慣れた。
この自己紹介をしなかったら後々が面倒なことになりかねない。
だから、この世界でこのやり取りはある意味1番重要事項だと思う。
｢ほんで、Aさんは何しにここに来たんや？｣
んー、さすが高校生探偵。
今の自己紹介でその話題は切れたと思っていたのにそう簡単に下がってくれない。
というか、服部くんジョディさんだけでなく私にも疑いの目を向けている気がする。
それはコナン君も分かっているようで……
｢へ、平次兄ちゃん！Aお姉さんは大丈夫だよ！｣
なんて、フォローをくれる。
それで完全に疑いが晴れたことはないようだけど、すこし和らいだ気がする。
けど、これ以上面倒なことを聞かれないように…
｢……大丈夫って、何が？｣
私はコナン達が踏み込んで欲しくないないであろう部分に踏み込んだ。
これでおあいこだよ。
そう言わんばかりに微笑むと、コナン君は苦笑い、服部くんは面白いものを見るような目をしていた。
ーーーーーーーーーー
作者から。
相変わらず更新が遅くてすみません。
また、作者は関西弁は無知なのでその辺も温かい目で見守って頂けると有難いです。
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青龍 葵(プロフ) - 脱字があります！「すぐ帰ります」で「…ちょっと○○そんに会って欲しい奴がいるんだ」の『○○そんに』とは何でしょうか？ (2018年7月26日 17時) (
レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 零さん» 返事おくれました！嬉しいコメントありがとうございます！頑張ります！ (2017年5月7日 23時) (レス) id: fb8724423b (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - いつも楽しみに読んでます！！続編も頑張って下さい！ (2017年4月30日 21時) (レス) id: f4f2fc359b (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 唯さん» ありがとうございます！ (2017年4月30日 19時) (レス) id: a2b81a1195 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - とっても面白いです!!更新頑張って下さい (2017年4月25日 3時) (レス) id: 0cdca89a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐
| 作成日時：2017年3月30日 23時
