驚きです。 ページ27
「えぇ!?降谷さんが熱を出した!?本当ですか風見さん!?」
「七瀬お前知らなかったのか?」
「はい全く。最近連絡もあまりとってませんし……てっきり潜入捜査で忙しいのかと…」
哀ちゃんと会った日から数日たったある日。
警備企画課で私の驚きの声が響いた。
みんなの反応からして私以外は全員知っていたらしい。
なんで私だけ知らないんだよ。
何かあったら言えって私に散々言ってくるくせに自分だけ言わないとか卑怯だ!!
「降谷さん、今回は珍しく風邪こじらせてるそうだぞ?」
「うわぁ、それって、もしかし私がこの前熱を出した時に1日中看病してたから移ったとか…」
「99%くらいの確率でそうだろうな。」
え、それほぼ100%じゃん!!!
非常に申し訳ない。
「お見舞いにでも行ってきたらどうなんだ?」
「わ、私がいったら迷惑なんじゃ…」
「警備企画課の中じゃお前が行くのが1番いいだろ。今日の仕事もほとんど終わってるんだろ?」
「えぇ、まぁ終わってますけど…」
「残りは俺がしといてやるから行ってこい。」
うわ、なに、風見さんが珍しく優しい。
いつも降谷さんの代わりと言わんばかりに色々怒られるのに…
「それじゃあお言葉に甘えて降谷さんの家に行ってき……あ。でもそう言えば私……」
「どうした?」
「降谷さんの家知らない………です。」
「「「「はぁ!?」」」」
今度はみんなの驚きの声が警備企画課に響いた。
えぇ!?なんでいきなりみんな揃ってビックリしてんの!?
てか、何気みんな私と風見さんの話聞いてるみたいだけど仕事しろ!!
「……七瀬お前、それ本気で言ってるのか?」
「え?はい。こんなこと嘘ついても意味無いじゃないですか。」
逆に何でみんな知ってんの?
「降谷さんの家はな、お前のマンションと一緒だぞ。」
「え?……えぇぇぇぇえ!!!??」
「ほんとに知らなかったんだな。警備企画課のやつならみんな知っていることだぞ」
「じゃ、じゃあ何で降谷さんはいつも私の部屋に!?私の部屋に来る理由は警察庁に近いからじゃ…」
私と同じマンションに住んでるなら警察庁にちかいじゃん。
「……はぁ。降谷さんも大変なんだな。」
風見さんがそう呟くと周りの人も頷く。
いや、意味不明なんですけど…
「降谷さんがお前の部屋に来る理由は自分で考えるんだな。とにかく、お見舞いは頼んだぞ七瀬。」
「りょ、了解です。」
だめだ全然意味が分からない。
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青龍 葵(プロフ) - 脱字があります!「すぐ帰ります」で「…ちょっと○○そんに会って欲しい奴がいるんだ」の『○○そんに』とは何でしょうか? (2018年7月26日 17時) (レス) id: 970e92a440 (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 零さん» 返事おくれました!嬉しいコメントありがとうございます!頑張ります! (2017年5月7日 23時) (レス) id: fb8724423b (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - いつも楽しみに読んでます!!続編も頑張って下さい! (2017年4月30日 21時) (レス) id: f4f2fc359b (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - 唯さん» ありがとうございます! (2017年4月30日 19時) (レス) id: a2b81a1195 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - とっても面白いです!!更新頑張って下さい (2017年4月25日 3時) (レス) id: 0cdca89a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:祐 | 作成日時:2017年3月30日 23時