【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。2

今日は冴えてます。 ページ8

でもなんでこんなに返信が来ないんだろう。


警察庁での仕事ならさすがにもう2時だし返信はしてくれてるはず。


まぁ降谷さんがよっぽど私に怒り呆れてもう話したくもないとかだったら別の話だけど。


そこは降谷さんを信じるしかないわけで。



｢ってことは……黒の組織での仕事か。｣



こんな時期になにか大きな事件あったっけ？


でも、まだ原作に入ってないから私が知るはずもないし。


原作が始まってないこの時期に降谷さんが大きく関わる事件なんてあるはずが……



｢……いや、あるじゃん。｣



降谷さんの中では1番と言っていいほどの大きな事件が。


｢まさかっ!?｣


いや、まってでも本当にこの時期!?

漫画に詳しい時期なんてかいてあったっけ!?


あぁ、もう!!こんなこと考えても無駄だ!!!


とにかくほんとにあの事件が起こるなら止めないと!!!

止めないと、必要のない犠牲者がでて、必要のない恨みと悲しみを降谷さんが背負うことになる!!!



もし今その事件が起こってなくて不審に思われてもそれはそん時にどーにかすればいい。




｢えっと、とにかく降谷さんに電話!!!｣


電話に出てと必死に願いながら携帯を耳にあてるけど、一向にでる気配がない。


終いには、電話に出ることが出来ないというアナウンスが流れる始末だ。



｢あぁもう!!!ほんと私役立たず!!!｣




これならトリップしたこともっと前から言っておくべきだった。



｢どうしよう。止めるためにはっ……あ、赤井さんだ!!!｣



赤井さんに、場所を聞き出せばあとは階段を登る降谷さんを止めればいい。


そうすれば、赤井さんがありもしない罪を被る必要もないし、スコッチも助かる。なにより、降谷さんが悲しむ必要はなくなる。


私、今、生きてきた人生の中で1番冴えてるじゃん‼


って、そんなこと思ってる場合じゃなくて、赤井さんに電話だ‼

私が止めます。→←はやく返信を。

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