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可愛くなくてすみません。 ページ50

「松田くん!!!」


「佐藤、お前何泣きそうな顔してんだ。俺はプロだぜ?」



観覧車から降りるとすぐに佐藤さんが駆け寄ってきた。

涙目佐藤さん可愛い…。

てか、“俺はプロだぜ”ってさっきまで死のうとしてた奴が何言ってんだか。


あんなに焦っていたのに今はカッコつけてる松田さんに止められない笑いが零れる。




「何笑ってんだよ、A」


「ふふっ、別にー?なんでもないですよ」


「そういえば、あなたゴンドラに乗り込んで……大丈夫だった?」


「はい、こうして戻って来れたので大丈夫ですよ。それより止めたあなたの声を無視してごめんなさい。」


「いや、いいのよ無事なら」



そう言って満面の笑みを見せる佐藤さん。

絶対怒られると思ってたのに心配してくれた。

やばい、これは惚れる。可愛い。



「でも、松田くんの知り合いにこんな可愛い人いたのね。意外だわ。」


「知り合い?ちげーよ、こいつは友達だ。それにこいつ、可愛くねーよ?Aはただのバカでどうしようもねぇや「松田さん??」



私はペラペラと喋る松田さんの足を踏んで笑顔をむける。

知り合いじゃなくて友達って言ってくれたまでは良かったのに…

こいつは佐藤さんの前じゃカッコつけたがるやつなんだな。



「すみません、佐藤さん…でしたっけ?私、待たせている人がいるのでここでお暇しますね。」


「えぇ。いいけど…」


「松田さん、可愛くなくてバカでどうしようもない私はここで帰りますね?」


「あ、あぁ…」


「それじゃ、また後でね松田さん?」


私は“これ以上佐藤さんに余計なこと言わないで下さいね”という言葉を笑顔に乗せてその場を去った。


ーーーーーーーー

ーーーー


ここまでご愛読ありがとうございます!!!

“トリップしても警察官でした。2”はこの話で終わりとなります!!!


part1同様かなり微妙な所で終わってしまいすみません…。

また、part2は原作に入ると言っていたのに原作の“過去編”というような感じになってしまってすみません。

今度こそ、part3こそは原作に突入しようと思います。もうここまでくると絶対とは言えないですけど…(汗)


それから、part2に入って、hit数も増え、お気に入り登録も倍以上になって作者は感謝感激です!!!

嬉しいコメントもたくさん頂いて幸せ者です。



これからも拙い文書ではありますが、“トリップしても警察官でした。”をよろしくお願いします!!!


祐。

この小説の続きへ→←照れ隠しですね。



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(プロフ) - Aliceさん» 誤字の報告ありがとうございます!今訂正致しました!!自分だけでは見つけられない部分もあると思うのですごく助かります。 (2017年4月4日 19時) (レス) id: 9347eda9ce (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 37ページの最初の行も誤字です (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 31ページで、誤字ありましたよ。いちばんばんw (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ねぉさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!!頑張ります! (2017年4月3日 14時) (レス) id: a14d757431 (このIDを非表示/違反報告)
ねぉ - 1日ちょっと過ぎてしまったけど、全部読みました!!コナンのトリップの中で1番おもしろかったです!続編楽しみにしてます! (2017年4月3日 1時) (レス) id: cc3a2c5af5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月24日 16時

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