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死ぬ気なんですね。 ページ47

触るなと注意した松田さんは佐藤さんと電話を始めた。


その内容はどうせ原作通りだろうと思ったけど…



「あ?さっきの女?Aのことか?」


第一声それ!?

まぁたしかに佐藤さんは私を一般人だと思ってるだろうし…

って、あれ?

私、捜査一課の人に本名バレたらいけないんじゃなかったっけ?


やっば!!!今、松田さん“A”って言っちゃったじゃん!!!


………まぁ、なんとかなるか。



「あぁ、大丈夫だって。ちゃんと連れて帰るからよ。」



嘘つき。と思いながら電話をしている松田さんを見る。

するとようやく原作通りの行動を始めた。

もうそろそろかな。

爆弾にもある言葉が表示されそれを松田さんが読み上げるのは…



「……勇敢ある警察官よ、君の勇気を讃えて褒美を与えよう。もう1つのもっと大きな花火の在り処のヒントを表示するのは爆発3秒前……」



やっぱりね。

松田さんはそれを読み上げた後、私の方をみて顔をしかめ、申し訳なさそうな顔をした。


やっぱり死ぬ気なんだね。私がここに来ても。


初めて見たよそんな顔。

とりあえず私は松田さんに大丈夫だと伝えた。


それから松田さんは佐藤さんと電話を続け電池が切れそうと言って電話を切った。



「……A、悪いな。」


「なにがですか?」


「分かってんだろ?こういうことに関しては頭悪くねぇだろお前」


「そうですね。やっぱり死ぬ気ですか?松田さん。」


「……あぁ。お前だけでも助けてやりてぇ所だけどな。悪いな。」



本当に申し訳なさそうにする松田さん。

ものすごく頼りない顔になっている。



「……はぁ、ほんと困ります。ここで死ぬなんて。……だから、爆弾解体してくれませんか?松田さん」


「……は?お前、聞いてたのか?俺の話。」


「聞いてました。」


「じゃあ分かるだろ!!!お前も警察官だろ?2人の警察官の犠牲と大勢の犠牲だったらどっちを取るかなんて決まってんだろ!!!」



松田さんが本気で私に怒っている。

まぁ無理もないか。



「えぇ、決まってますよ。……私はどちらもとる。そこどいてください。こうなったら私が爆弾解体します。」


「てめぇ、ほんと何言ってんだ!!最後の時くらい大人しく出来ねぇのか!!!」


「さっさと爆弾の前からどいて下さい!!!もうあと少ししか時間ないんですよ!?」


「お前なぁ!!!」



ーーグイっ。


怒りに怒った松田さんは私の胸ぐらを掴んで睨みつけてくる。

そして、負けじと私も睨みつけた。

ギリギリです。→←なにが大丈夫ですか。



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(プロフ) - Aliceさん» 誤字の報告ありがとうございます!今訂正致しました!!自分だけでは見つけられない部分もあると思うのですごく助かります。 (2017年4月4日 19時) (レス) id: 9347eda9ce (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 37ページの最初の行も誤字です (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 31ページで、誤字ありましたよ。いちばんばんw (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ねぉさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!!頑張ります! (2017年4月3日 14時) (レス) id: a14d757431 (このIDを非表示/違反報告)
ねぉ - 1日ちょっと過ぎてしまったけど、全部読みました!!コナンのトリップの中で1番おもしろかったです!続編楽しみにしてます! (2017年4月3日 1時) (レス) id: cc3a2c5af5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月24日 16時

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