なにが大丈夫ですか。 ページ46
原作通りに全てが進んでいる。
私が観覧車についた頃には、松田さんが72番のゴンドラに乗り始めていて、佐藤さんがそれを、止めていた。
｢ちょ、ちょっと!!松田くん!!!｣
佐藤さんがかなり混乱している。
ほんとに原作のまんまのセリフだ。
｢大丈夫。こういうことはプロに任せな。｣
何が大丈夫だ。
この後死んじゃうくせに。
ギリギリ追いついた私は目暮警部や佐藤さんを押しのけて登り始めたゴンドラに飛び乗った。
｢は!?A!?お前、ここで何してんだよ!!｣
｢ちょっ、な、なんなのあなたは!!!降りてきなさい!!!｣
松田さんと佐藤さんに同時に怒られる。
まぁこれも予想通りだけど…佐藤さん怒ると迫力あるなぁ。
そんな佐藤さんには、少し笑ってみせてから私はゴンドラの扉を閉めた。
かなり怒ってる様子だけどごめんなさい。
後で松田さんを連れて謝るから許してね佐藤さん。
｢お前っ、何してんだ!?早く降りろ!!お前ならこの高さぐらい平気だろ!?｣
それより、問題はこの男だ。
佐藤さんよりも怒ってるし…。
｢松田さん、うるさいです。それより早く爆弾解体しなくていいんですか？｣
｢こんなの3分あれば解体できるっつーの!!!｣
……さようですか。
｢それより何で爆弾って分かってんだよ。まさか、お前この前俺が11月7日って言ったから今日1日後を付けてきたのか!?｣
｢……その発想はなかったです。｣
朝からずっとここで悲しく1人で待ち伏せせずにそうすれば良かった
それよりまず松田さんを落ち着かせないと…
｢……我は円卓の騎士なり。愚かで狡猾な警察諸君に告ぐ…でしたっけ？松田さん。｣
｢お前っなんでそれをっ!?｣
良かった。最初のフレーズ覚えてて役に立った
｢話は後です。まずは爆弾を。｣
｢……ったく、後で1回殴るからな!!!｣
え…それは勘弁
まぁでも爆弾を見始めたからいっか。
｢見た感じ、盗聴器とかはなさそうですね。｣
｢盗聴器？まぁ、いい。とりあえずこの爆弾はそれほど難しくないな｣
｢そうですね…でも、おそらくこの後にまたもう1回爆発が…｣
ーードカーンっ!!!
｢っっ!!!｣
｢大丈夫かA!!!｣
｢いてて…大丈夫です。椅子で体を打ち付けただけですから。｣
｢そうか……って、お前!!なんで爆弾するって分かったーーーprrrrrr
｢松田さん電話鳴ってますよ。｣
｢…佐藤か。今の爆発の事だろうな。A、お前爆弾触んなよ｣
｢はい。｣
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祐(プロフ) - Aliceさん» 誤字の報告ありがとうございます!今訂正致しました!!自分だけでは見つけられない部分もあると思うのですごく助かります。 (2017年4月4日 19時) (
レス) id: 9347eda9ce (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 37ページの最初の行も誤字です (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 31ページで、誤字ありましたよ。いちばんばんw (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - ねぉさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!!頑張ります！ (2017年4月3日 14時) (レス) id: a14d757431 (このIDを非表示/違反報告)
ねぉ - 1日ちょっと過ぎてしまったけど、全部読みました！！コナンのトリップの中で1番おもしろかったです！続編楽しみにしてます！ (2017年4月3日 1時) (レス) id: cc3a2c5af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐
| 作成日時：2017年3月24日 16時
