心配です。 ページ37
｢え？お前が警視庁捜査一課の強行犯係に転属？｣
｢そう、明後日から。ったく、特殊犯係に希望出してたっつーのに、頭冷やせとか言われてまじ意味わかんねぇ…｢ーーっ!?ごほっごほっ｣
｢おい、A。何いきなりむせてんだ。｣
｢あ、いや…ごほっ、何もないんで話続けてください。｣
3人で焼き上げたたこ焼きをお酒を片手に頬張っていると、松田さんから衝撃発言がでて、つい私はむせ返ってしまった。
松田さんが爆発物処理班から捜査一課に転属って……あの悲しい爆弾事件が起こる少し前だったよね？
｢それより、まず何で爆発物処理班をやめようと思ったんだよ。お前の専売特許が1番活かせるのは絶対爆発物処理班だろ。｣
｢……まぁ、俺もそう思ってる。けどな、降谷。俺にも色々あるんだよ。何が何でもやらなきゃならねぇ事があるんだ。｣
やらなきゃいけない事…ね。
それはきっと萩原さんの仇討ちのために爆弾魔を捕まえること。
それに、今の会話からして降谷さんは松田さんが爆弾魔を追っていることは知らないみたい。
それならここは私も知らないふりをしておこう。
松田さんにはトリップした事は話してないし、変に疑われたら困るし……
｢でも、強行犯係って、松田さんちゃんと聞き込みとか出来るんですか？｣
｢お前、俺をバカにすんなよ？そんな事くらい出来るに決まってるだろ。｣
いや、アニメであなたはそんな事くらい出来なくて佐藤さんに怒られてましたけどね。
｢でもAの言う通り、俺もお前が強行犯係に行くのは心配だな。｣
｢やっぱ降谷さんもそう思いますよね？｣
｢あぁ。松田の場合、犯人を捕まえる前にボコボコにしそうだからな。“これは被害者の分だ”とか言って殴りそうだ。｣
たしかに降谷さんの言う通り、犯人を殴ってる松田さんがすぐ目に浮かんでしまう。
｢お前なぁ。1回殴るぞ｣
｢ははっ、まぁまぁ落ち着けって。それだけお前は正義感が強いってことだろ？｣
｢正義感が強いなんてお前にだけは言われたくないけどな。俺なんかより数倍お前の方が正義感は強いくせに。｣
降谷さんはそんな事ないだろ。と言いながらたこ焼きを頬張る。
いや、あなたは正義感の塊のようなものです。
まぁでも、自分が犠牲になって爆弾を受けることになってる松田さんも相当な正義感の持ち主だと思うけどね。
それからどんどん話は積もり、お酒も進んでいつの間にか私達はリビングで寝てしまっていた。
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祐(プロフ) - Aliceさん» 誤字の報告ありがとうございます!今訂正致しました!!自分だけでは見つけられない部分もあると思うのですごく助かります。 (2017年4月4日 19時) (
レス) id: 9347eda9ce (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 37ページの最初の行も誤字です (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 31ページで、誤字ありましたよ。いちばんばんw (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - ねぉさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!!頑張ります！ (2017年4月3日 14時) (レス) id: a14d757431 (このIDを非表示/違反報告)
ねぉ - 1日ちょっと過ぎてしまったけど、全部読みました！！コナンのトリップの中で1番おもしろかったです！続編楽しみにしてます！ (2017年4月3日 1時) (レス) id: cc3a2c5af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐
| 作成日時：2017年3月24日 16時
