タコパです。 ページ36
｢え？たこ焼きですか？｣
｢あぁ。Aの家にプレートがあるだろ？1回してみたかったんだ。｣
｢……それはいいですけど、じゃあ材料買ってこないといけませんね。｣
｢それはもう松田に頼んだ。俺らは酒を買ってこいとのことだ。｣
｢……たこ焼きはもう決定事項だったんですね｣
あれから降谷さんに仕事を任せる人は誰もいるはずが無く、降谷さんの作戦通りと言うべきか、私は定時よりも前に仕事をあがった。
…いや、あれは強制的に帰らされたようなもので、
“七瀬。今日は、もう(降谷さんの逆鱗に触れる前に)早く帰ってゆっくり休め。そして1回も使ってない有給も使って(降谷さんの機嫌を取り直して)こい”
という、風見さんからの圧力のかかったメッセージをもらい、このまま降谷さんをこの場所に留まらせる訳にはいかない気がしたので今ちょうど降谷さんと共に退庁したところである。
｢たこ焼きにはやっぱりビールか？｣
｢んー、日本酒なんかもいいと思いますけどね。色々買っていきましょうよ｣
｢そうだな。これからいくらでも3人で集まる事はあるだろうし、Aの家に置いておくか。｣
｢私の家ってのは決まってるんですね…｣
｢当たり前だろ。｣
いやぁ、当たり前じゃないと思うんですけど…
でも2人が私の家に集まるのはこの世界に友達がいない私に気をつかってくれているからだと思う。
2人ともまめに連絡はしてくれるし。
まぁ、全部私をバカにしてくる内容なのはムカつくけど。
ーーーー
それから私と降谷さんは大量のお酒を買い込み家に帰宅した。
｢よっ、久しぶりだなA。降谷に鍵借りて先にお邪魔してるぜ｣
｢お久しぶりです松田さん。あれ？松田さんには鍵渡してなかったですっけ？｣
｢貰ってねーよ。けどいらねぇ。｣
｢え？｣
あげようと思ったのにそれはそれでショック…。
｢なんつー顔してんだお前は。違うからなそういう意味じゃないからな？｣
｢……じゃあどういう意味なんですか？｣
｢ただ俺はこの家にはお前がいる時に来たいだけ。まぁ、あとは、俺が鍵を持ってると降谷が妬｢松田!!!｣
｢はいはい。悪かったよそんな怒んなって。｣
降谷さんが松田さんの言葉を遮った。
降谷さんがなんて言いたかったの？
もしかしたらあの後のセリフは降谷さんの弱みとかだったりして……
えぇー、それならすごく聞きたかったんですけど。
後から松田さんに降谷さんには内緒で聞こーっと。
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祐(プロフ) - Aliceさん» 誤字の報告ありがとうございます!今訂正致しました!!自分だけでは見つけられない部分もあると思うのですごく助かります。 (2017年4月4日 19時) (
レス) id: 9347eda9ce (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 37ページの最初の行も誤字です (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 31ページで、誤字ありましたよ。いちばんばんw (2017年4月4日 16時) (レス) id: 1a1e66043f (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - ねぉさん» 嬉しいコメントありがとうございます!!!頑張ります！ (2017年4月3日 14時) (レス) id: a14d757431 (このIDを非表示/違反報告)
ねぉ - 1日ちょっと過ぎてしまったけど、全部読みました！！コナンのトリップの中で1番おもしろかったです！続編楽しみにしてます！ (2017年4月3日 1時) (レス) id: cc3a2c5af5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐
| 作成日時：2017年3月24日 16時
