【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。2

冗談が多いです。 ページ14

Aside


｢……んん。｣


目を覚まして見たことのない天井に驚き、とりあえず状況整理を始めた。


たしか昨日は、スコッチの死を結局止めることが出来ず、泣き崩れていた所を赤井さんに回収され、車に乗せられて……ということは、



｢……赤井さんの家か。｣


｢なんだ、もう起きたのか。｣


｢……赤井さんこそ寝てないんですか？｣


｢いや、寝たさ。君の隣で今さっきまで。｣



はい？



｢……安心しろ。俺はソファで寝た。｣


｢昨日から冗談が多いです。……でも、すみません私がベッドを使ってしまって｣


｢いいんだ、心配しなくても大体いつもこのソファで寝ている。｣


｢……そうでしたか。｣



それが本当なのか嘘なのかは分からないけれど、気を使ってくれてるのは確かだろうからここはすんなり受け入れることにした。



｢コーヒーでも飲むか？｣


｢いえ。それよりも……私に聞きたいことがあるんじゃないんですか？｣




私がそう言うと、すこし驚いた素振りをする赤井さん。



｢ホー…、お前から話を振ってくれるとは助かるよ。何しろまだ聞いてはいけないと思っていたからな｣


｢そうですか。それならまだお話しなくてもよろしいですか？｣


｢……いや、悪かった。聞かせてくれ。｣


｢そうですか。でもやっぱりコーヒーはいれましょう。話は長くなりますから。｣


｢……そうか。｣



私がそう提案すると、赤井さんはにやっと笑ってコーヒーをいれに行ってくれた。

これが真相です。→←全てとはどこまで。(赤井side)

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