【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。2

マジな願い事です。 ページ1

｢はぁ。ひまだ。｣




みなさんこんにちは七瀬Aと申します。


降谷さんと喧嘩？をしてからだいぶ日が経ちました。



あれから一切、降谷さんから連絡が来ることはない。


あれから、私自身、もう1度謝ろうと何度も通話ボタンを押そうとしたけれど…




｢また、何に謝ってるんだって言われたら私はきっと答えられないもんなぁ……｣



松田さんに相談しても、そのうち仲直りできるだろ。と吐き捨てるように言われたのは想像がつくし…


赤井さんには降谷さんの話はできないし…


他に相談できるような友達や知り合いもいないし…




ほんとどうしたものか。





…と、このように、私は自分の不甲斐なさに飽きれるばかりの日々を送っているわけだが、そこに救いの手を差し伸べるかのように私のスマホから着信音がが鳴った。





｢はいもしもし。｣



｢あっ、Aちゃーん？｣




あ、やらかした。ちゃんと着信元を見るべきだったと後悔してももう遅い。



｢お久しぶりです。……有希子さん。｣



«久しぶりーっ!!きゃー、Aちゃんったら電話越しの声も可愛いのねっ!!!»



そう、電話の相手は元大女優の工藤有希子さん。


誰ださっき、救いの手を差し伸べるかのような着信音とか言ったのは。


てか、なんで私の電話番号知ってんの!?


交換した覚えないんですけど!!


まぁそんなことを言っても、スルーされるだけだから言わないけど。



«あっ、そんなことよりもねっ今日は招待しようと思って電話したのよ!!!»



｢招待？どこにですか？｣




うん、なんかいやーな予感がするぞ。




｢それはもちろん私の家に決まってるじゃ｢お断りします。｣



｢えぇーっ!!!なんでぇー!?｣




いやいや、私工藤家と仲良くなりたいなんてこれっぽっちも思ってないから!!

むしろ一切関わりたくないレベルだよ!!!



｢すみません。今日、実は元々用事があっ｢じゃあ、1時間後に来てちょうだいね!!美味しいご飯もお酒もあるから!!じゃ、新ちゃんと優作と楽しみに待ってるわね♪｣


｢えっ、いやちょっ有希子さん!!!｣



ーーーブチっ。


私の言い分は何も聞かないままぶち切られた。



｢……嘘でしょ。｣




てか、あの人全然人の話聞かないなおい!!!

それに最後“新ちゃんと優作と”って言った？




｢……この世の終わりだ。｣




……マジな願い事です神様。大人しくしてるのでどうか私にこの世界での拒否権を与えてください。

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