【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。

FBIのみなさんです。 ページ25

｢あなた日本人？｣




手を合わせていると後ろから声をかけられた。

その声の主は、動くなと、犯人と私を驚かせたジョディ捜査官だった。




｢えぇ。すみません。手が滑って犯人を遠くに放り投げてしまいました。｣



｢あははっ、いいのよ。私もビックリしたわ。てっきり捕まえられてるのは一般人だと思ってたのに。私はFBIのジョディ・スターリング。犯人捕まえてもらった上に申し訳ないんだけど事情聴取にも、付き合ってくれるかしら？｣



｢はい、もちろんです。｣




思ってたより気さくな人みたい。


てか、美人だ。メガネかけてない所がみたいな。




｢ジョディくん。犯人は制圧できたかね？｣



｢はい。彼女のおかげで。｣




向こう側からやって来たのはジェイムズだった。


うわぁ。この声おちつくなぁ。てか眠くなる。



｢彼女が犯人を捕まえたのかね？｣



｢えぇ、それはすごい手さばきで。｣



｢ほぉ、名前は？｣



｢あ、七瀬Aです。｣



｢あぁ！君が七瀬くんか！私はジェイムズだ。話は聞いているよ。そうかそうか、君が犯人捕まえたのなら納得だ。｣



｢｢え？｣｣




ジョディさんと私の声が被る。



｢日本の天才狙撃手だよ。｣



え、なにそのかっこいい呼び名。

初めて聞いたんだけど。

てか、教官の知り合いってやっぱこの人だったのか!!!

フラグばっちり回収しちゃったよ！




｢そうだったのね！じゃあシュウに会わせてあげないといけないわね！｣




いや、会わせないでください。


私は会いたくありません。

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