【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。

2日前の話。 ページ16

そう。これは2日前の事だ。

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｢あぁ、もうまた間違った!!!｣



爆弾装置のモニターに映るのは“処理失敗。ドカーン!!!”という文字。


なんだよドカーンって!!!バカにしてんのか!!




｢Aなにしてるんだ？｣



｢あ、降谷さん。来てたんですね。｣



｢あぁ、明日早いんだ。声をかけようと思ったけど集中しているようだったし。｣




退院してから降谷さんはよく私の家に来る。


理由としては自宅より私の家の方が警察庁が近いからだそうだ。



危険な仕事してんのにいいのかと聞いたけど、ここはセキュリティバッチリだからなと返答がきて、それもそーかと納得してしまった。



まぁ、私なんかに手を出すわけないし。


布団も何故か私の家には3セットくらいあるし。



美味しいご飯を食べれたりするし。



私的にも誰かといる方が気分的にも楽だから案外助かってたりする。




｢コーヒー入れましょうか？｣



｢頼みたいところだか、何かしてたんだろ？自分でするからいい。｣




｢いや、丁度一旦休憩したかった所なのでいいですよ。｣



｢そうか。じゃあ頼んだ。｣



｢はーい。｣




そうして、降谷さんはあたしが今まで座ってた所に座り、爆弾練習装置をながめていた。

降谷からしたら懐かしいものなのかもしれない。



コーヒーを入れたあたしは自分の分と降谷さんの分を手に持ち降谷さんの座っている向かい側に腰を下ろした。




｢どうぞ。｣


｢あぁ、ありがとう。……これは爆弾処理の練習か？｣



｢そうですよ。これムカつきません？失敗したらドカーンって文字が出るんですよ｣




｢へぇ。俺らの頃はそんな表示無かったんだけどな。｣




なかったんかい。

てっきりこの処理失敗。ドカーン!!!って文字を降谷さんも経験してきたのかとおもって少し笑えたのに。

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