【名探偵コナン】トリップしても警察官でした。

もう1回トリップさせてください。 ページ12

｢えぇ!!!!??｣



｢そんなに驚かないでくれ。降谷くんもびっくりしてるじゃないか。｣




｢そんなこと言われてもお父さん!!!無理だよ!!!｣





どうもこんにちはみなさん。

名探偵コナンの世界にトリップして2日目。


私はもう1度死んでトリップし直したいと心の底から思っています。



昨日は穏便にことが進んでいたのになぜかって？



それはですね…





｢私警察官になるの!!?｣



｢あぁそうだよ。ほんとはこの4月から警察学校に入校だったんだけどね。｣





……私この世界でも警察になるそうです。




いやいや、何で何で!?


前の世界はね、そこまで物騒じゃなかったからいいけどここは名探偵コナンの世界だよ!?



死神が住む世界だよ!?

年間500件くらい事件が起こってる世界だよ。


おまけにすごく物騒な黒の組織いるんだよ怖いったらありゃしない!!!!!




……ん？でも待って？


4月に入校するつもりだったってことは、入校できなかったってことだよね？


これは警察官にならなくてもいいんじゃないの？



きたきた、神は私の味方だ!!!





｢でも安心してくれA。警察学校の人にはお父さんから話を付けておいたから特別に入校許可がおりたよ。｣





はいー!?





｢いやいや、お父さんそこまでしてくれなくてもいいんだよ？そんな無理して警察学校行かせなくても…｣




｢警察官になるのはAの夢だったからな!!お父さん頑張ったぞ!!!｣




そう言ってぐーサインをあたしに向けてするお父さん。

そうじゃない。そうじゃないんだよお父さん!!!

こういうところでお父さんの権力使っちゃだめだから!!!!!




｢でもほらお父さん、あたし拳銃とかつかえないよね？｣



｢あぁ、でもライフルは使えるだろ？問題ないよ｣





あはは…そうでした。

私中学生にしてライフル使いこなしてました。



お父さんの言葉に降谷さんが目を丸くする。




あぁこりゃダメだ。

私は警察官としてしかどの世界も生きていけないのだろうか？




｢まぁ、そういう事だA。退院して、身の回りのことが落ち着いたら警察学校に入校だ。｣





｢………はい。｣



神様。

もう1回トリップさせてください。

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