見張り係ですか。 ページ11
まぁ、あれから降谷さんとはどーでもいい話ばかりをしていた。
私が記憶喪失していることは何故か知っていて
いや、知ってるのがすでに怖いんだけども。
そのおかげと言ったらなんだが、話の内容はほぼ降谷さんの話だった。
警察学校時代ではなしだとか、お父さんの仕事についてだとか、まぁ知りたいことも教えてくれた。
正直、降谷さんとはあまり長話したくないとは思っていたけれど、話聞いてたら、元の世界のこと思い出さずにいられるから気が楽で、かれこれ1時間近く話をしていた。
すると、1ヶ月も眠っていのに睡魔がまた襲ってきた。
あんなに寝てたのにまだ眠いってどーゆうことなの。
てか降谷さんが話してる目の前で寝るなんて出来るはずないでしょ!!!
私は必死に瞼を開こうと頑張る。
うぅ、頑張るんだ私の瞼よ!!
……だが、そんなものは降谷さんにはバレバレだったようで
｢はは、もう瞼が閉じかけてますよ。どうぞ寝てください。｣
｢いや、でもそんな…｣
降谷さんの話ブチ切って寝るなんて恐ろしすぎます。なんてことは言えないからどうしよう。
｢また来ますからこの話の続きはまた今度で。だからもう寝てください。｣
｢……すみません。｣
｢いいですよ、Aさんが眠ったら僕帰るので安心してください。｣
え、まじ？
それ逆に安心して眠れない…とゆーか、なんでそんなあたしに構うの？
一応目を閉じて考えを巡らせる。
あー、そうか。お父さんが公安だもんね。
もしかしたら狙われたりするかもってこと？
なるほど…だから降谷さんはあたしを見張ってたのか。
もしかしてこの世界でこんな大怪我してる理由は拉致られて撃たれたとかそういうやつかな？
じゃないとこの傷の説明つかないもんね。
でもトリップするなら、傷も全部直して1人暮らしとかいう設定の方が良かったんだけどなぁ。
そんなことぼんやり思っていると頭が撫でられる感覚がした。
それは降谷さんの手だと分かり、心臓がばくばくなっているのを感じながらもなぜかその手に安心して
私はスーッと眠りについた。
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植田紗弥 - カッコイイです。 (2019年12月16日 20時) (
レス) id: 9ef00e0382 (このIDを非表示/違反報告)
友菜(プロフ) - 病人というより怪我人では？ (2018年5月3日 19時) (レス) id: de628bc614 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ - まさか、恋人と同じ名前でしたwww (2017年10月7日 13時) (レス) id: 03694dd56f (このIDを非表示/違反報告)
祐(プロフ) - あやなさん» コメントありがとうございます！私の語彙力はとても乏しいのでこういうコメントはすごく助かります！ありがとうございました！ (2017年5月2日 21時) (レス) id: 11d1fbb973 (このIDを非表示/違反報告)
あやな(プロフ) - はじめまして！零さんかっこよすぎです....!!!あの、プロローグの「お褒めに頂き〜」のところ、「お褒めに預かり」だと思います。もしくは「お褒め頂き」とか。生意気申し訳ありませんm(__)m更新頑張ってくださいね！ (2017年5月2日 19時) (レス) id: 810e1796cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祐
| 作成日時：2017年3月20日 1時
