弐佰 捌拾 捌 話 ページ7
莉犬side
一気に身体中の血の気が引くのがわかった
一瞬にして、俺の今おかれている状態を理解した
これは…やばい!!
莉犬「りねこ君!珠世様を守って!!」
りねこ「は?何言って…」
莉犬「縁壱!!」
縁壱は分かっているはずだ
今の俺がどうなっているか…
1番早くに気がついていた
莉犬「俺の頸を斬って!!」
縁壱「!…」
珠世「莉犬!?」
りねこ「何言ってんだ」
いつやられたか、検討はついてる
あの時だ…
無惨に意見して、首を絞められた時
すぐに縁壱に助けてもらったけど…遅かった
俺の体は…もう…
莉犬「無惨に乗っ取られかけてる」
りねこ「!!!!」
首を絞められた時、無惨の肉片の一部が俺の体に入れこまれてた
どうりでなんの躊躇もなく俺を殺そうとするはずだ
俺の体が奪えたら、いづれ太陽も克服できる
はじめからそれを狙ってたんだ
莉犬「っ…縁壱!!早く!!」
縁壱「…」
何とかして食い止めてるけど、長くは持たない
早く殺してもらわないと…無惨が出てきちゃうっ
縁壱「…無理…だ」
莉犬「!」
そう言った縁壱の目からは、涙がこぼれていた
縁壱「すまない…すまない…」
莉犬「縁壱…」
ああ…俺はまた…どうして縁壱を傷つけてばかり
縁壱だって人の子だ
俺がすとぷりの誰かを殺せないように、縁壱だって俺を殺せるはずないんだ
莉犬「ごめんね…縁壱」
縁壱「!」
こうなったら、自分で何とかするしかない
殺してもらう手段がなければ…
莉犬「血気術…」
りねこ「!やめろ!!そんな状態で血気術なんか使ったら、お前の体がもたない!!」
分かってるよ、りねこ君…
もう血気術は使いすぎていて限界だし
無惨に乗っ取られかけてるし
りねこ君を出している状態で、次の誰かを呼ぼうとしたら…
もしかしたら、俺は死ぬかもしれない
でも…それでも!
莉犬「血族召喚・りいこ!!」
りいこ「全く…とんでもないことをしてくれたね」
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【作者のコソコソ噂話】
莉犬くんの体に無惨が入り込んだタイミングは、「弍佰 捌拾 伍 話」です!
首をしめられたタイミングで入り込まれてました
【一言コメント】
更新遅れてしまってごめんなさい!
テスト期間中だったもので…
毎日投稿に戻ります!
これからもよろしくお願いします!
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りあころ(学校ので来てる)(プロフ) - れいなさん» 時差エグいですけど、あんまりそういうこと書かないほうが良いと思いますよ(不快にさせてしまったのならすいません)こういうのは作者様のペースでやるのが最優先ですから。何回も言いますが不快にさせてしまったのならすみません。 (10月25日 11時) (レス) @page26 id: 30e657e636 (このIDを非表示/違反報告)
れいな - 書かないんですか (8月29日 17時) (レス) @page26 id: a1b0a1bb91 (このIDを非表示/違反報告)
なずな@移行垢(プロフ) - 莉犬:全部できるよ!が何気に一番怖い...ww (2023年2月22日 16時) (レス) @page26 id: 24f39e54cf (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 弧亜(元すみれ)さん» いつも見てくれてありがとうございます! (2023年2月17日 19時) (レス) id: c905288d1d (このIDを非表示/違反報告)
弧亜(元すみれ) - 続きッありがとぅございます(泣) (2023年2月11日 12時) (レス) id: a70cb7c9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2022年11月24日 22時