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車の中。
太宰と中也はAを連れて服を買いに行くとAは不思議そうに車の中を見た。
『これは……何?馬が猛スピードに走っているのか?』
中也はそれを聞いたら急ブレーキをかけた。
中也「何処をどう見たら馬に見えんだ!!車だこれは!!」
『くる…ま?なるほど、神社の外にはこんな生き物まで存在するんだな』
太宰「生き物って……。車は乗り物だよAちゃん」
太宰も流石に戸惑っているようだ。
『のりもの……。つまりは馬車のようなものか』
中也「手前はどんな時代だとと思ってんだ……」
『さあ、神社から外には一回も出たことが無いからな。よくは知らん』
太宰「威張れるほどじゃあないよ……」
Aはそう言いつつも、外の景色を眺めていた。
『騒がしい、神社の外はいつもお祭り気分なのか……』
太宰はAが外を見てる姿を見ていた。
太宰「中也、どう思う?」
中也「どうって言われてもなァ。ただまぁ、今は何とも云えないよな、それに……」
太宰「中也?」
《希望。それは虚構にすぎない、理性。それは恐怖にすぎない、意志。それは欲望にすぎない》
中也「彼奴の云ってたことがどうも気になってな」
太宰「ああ、最初に遭った時の言葉だね」
『治、中也』
太宰「ん?どうしたんだい?」
『此処じゃないのか?服屋』
Aが指を指すと服屋に着いた。
太宰「さて、服を選ばないとね。中也、よろしく♪」
中也「って俺かよ!!」
『ここも騒がしい……』
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みき(プロフ) - 続きが気になってウズウズして仕方がないのでこれからも最後まで作品の更新頑張ってください!!m(__)m (2018年3月1日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
律 - めっちゃ続き気になります!これからも頑張ってください! (2017年11月25日 0時) (レス) id: 15d536b720 (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - めっちゃ面白いです更新楽しみにしてます! (2017年11月24日 20時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
奈音(プロフ) - 優海さん» サンキュー!! (2017年11月24日 14時) (レス) id: 778448af58 (このIDを非表示/違反報告)
優海(プロフ) - お気に入り登録100人越えたね。おめでとう (2017年11月24日 14時) (レス) id: 741915fe4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奈音 | 作成日時:2017年11月21日 16時