第８３話 ページ37
A「どうぞ、座って？」
天「綺麗なお店だね」
楽「ああ、落ち着く空間だな」
龍「うん、久々に一般人に戻った気分」
A「わかる、都内のお店だとこうはいかないからね」
「ランチメニューです」
A「ありがと、元気そうで良かったよ」
「アンタの方が元気そうで良かったよ、また入院しちゃってさ、連絡寄越さないし」
A「ごめんごめん」
「全く、無理しすぎ、ここに来る回数も減ってるし、ちゃんと発散してる？」
A「最近はしてないかも」
「バーカ」
そういうとデコピンされた
A「うっ、痛いよ」
「痛くしてんだよ、ストレス溜まったらちゃんと顔出しな
んじゃあ、決まったらベルで、いつもの淹れとくよ」
A「ありがとう」
龍「友達？」
A「うん、小〜高からの付き合いで親友、んで私のよき理解者
それより、なに食べるか決まった？」
楽「俺は蕎麦セット」
天「僕はオムライスセット」
龍「俺はゴーヤチャンプルセットで」
A「ＯＫ」
ﾁﾘﾝﾁﾘﾝｯ
「はい」
A「蕎麦セット、オムライスセットとゴーヤチャンプルセット、私はいつものね」
「かしこまりました、蕎麦は暖かいのと冷たいのどちらに」
楽「暖かいのを」
「かしこまりました、セットのお飲み物はコーヒーと紅茶、ジュース、どれになさいますか？」
「「コーヒーで」」
天「僕はオレンジで」
「かしこまりました、お待ちくださいませ」
キッチンにそれを伝えた後、すぐに戻ってきて･･･
「はい、いつもの紅茶」
A「ありがとう･･･ん〜、いつもより甘めな香り･･･」
「長く漬けたフルーツにしたからね、これなら砂糖少なめでもいけるよ」
A「わざわざありがとう」
「どういたしまして、TRIGGERの皆さんも宜しければどうぞ、蜂蜜漬けしたフルーツに紅茶を淹れたフレーバーティーです」
「「「いただきます」」」
楽「･･･美味いな｣
天「美味しい･･･｣
龍「うん、美味しいね｣
A「ふふっ、流石の腕ね」
「誉めてもなんも出ないよ、じゃ、ごゆっくり」
そう言ってキッチンに戻った
それじゃ紅茶も来たし少しだけやりますか･･･
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
