第８１話 ページ35
そして次の日
誠也が迎えに来て退院して、そのまま八乙女事務所に
車でTRIGGERが八乙女に直談判して私とのカルテットをＯＫさせたと誠也から聞いて驚いたわ
まぁ３人と歌うのは正直楽しそうでやってみたいとは思ってから良いけどね
ー八乙女事務所ー
･･･
ｺﾝｺﾝ
「華月様をお連れしました」
「入れ」
ｶﾞﾁｬ
A「お久しぶりね、八乙女」
社長室に入ると八乙女、TRIGGERとマネージャーの姉鷲さんが揃っていた
八乙女「無駄話は良い、曲は書くんだな？」
A「バカなのかしら？何のために私がここに来ると思ってるの？只でさえ貴方に会いたくないと言うのに態々出向いてあげたのよ？」
姉鷲「ちょっ！？Aちゃんっ」
八乙女「･･･感謝する」
全「！？」
眉間にシワを寄せながらそんな風に言われるのはしゃくだけどまぁいいや
それにしても
A「ふふっ、そんなに華月が怖いかしら？あの出来事以来随分腰が低いようだけど
まぁ自業自得でしょ、貴方が小鳥遊事務所を攻撃するのが悪いんですもの★」
八乙女「っ！あれはお前が仕向けたのかっ！」
A「仕向けたなんて、ただ私はお祖父様に小鳥遊事務所を守ってと言っただけよ？
反撃して、なんて一言も言ってないもの」
まぁ嘘だけど
私と八乙女がバチバチしてると
天「そろそろ曲の話をしませんか」
A「！、それもそうね、楽、天、龍、貴方たちはどんな曲が歌いたい？テーマ、雰囲気、衣装、なんでも良いわ」
八乙女「なぜお前が仕切ってる」
A「悪いけど、私が曲を書く以上私の好きにやらせてもらうわ、でなければ書かない」
全「っ！！」
A「私はね、私と歌う人の要望、歌う人に合った雰囲気で歌いたいと思ってくれる物を書く、それが私のシンガーソングライターとしてのやり方」
姉鷲「それじゃ、私や社長は意見しても取り入れないと言うことかしら･･･？」
A「大体はそうね、最終的なチェックで気に入らない所があれば直すくらいの口出しなら聞くわ」
八乙女「わかった、１ヶ月で仕上げろ、出来るな？」
A「誰に言ってるのかしら？」
またバチバチしてると･･･
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
