第７７話 ページ31
九条が帰った後
A「こんのっ！クソがっ！誰がお前の依頼で書くかっ！」
誠也「落ち着けA･･･｣
とまぁ、大荒れした
そして、疲れて寝た
暴れてた私をなだめる誠也も結構疲れてたみたいだけどね･･･
そしてその夜、ママと主治医が退院していいと知らせをもらった
A「やっと退院出来る｣
誠也「さっきも言われてたが無理は禁物だからな｣
A「わかってるよ･･･っていうか気づけばもう３月になるじゃない･･･｣
誠也「そうだな、約束通り３月まで許す｣
A「わかってるよ･･･
はぁ、ほんと、あと１年しかないのに病気怪我多すぎ･･･
２ヶ月ほぼ仕事してない気がする｣
誠也「まぁあんだけ休みがあるとな、いつもは月２、３回しか丸一日休みってなかったからな｣
A「はぁ･･･｣
誠也「まぁ良い機会だろう、アイドル辞めるんだから｣
A「･･･そうだね、アイドルの感覚を少しずつ引き離していかないと｣
じゃないと社長になったときに支障が出るからね･･･
でもそれをすると同時にアイドルとしての思い出が消えていくような気がする･･･
A「寂しい･･･｣
誠也「A･･･」
A「アイドルは辞めても、芸能界を辞めるとは思わなかったから･･･凄く寂しいと思って｣
誠也「そうだな･･･｣
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
A「あと１０ヶ月･･･悔いを残さないでアイドル辞めたいな･･･｣
誠也「絶対に悔いなんか残させない、俺が必ず叶えるから｣
ｺﾝｺﾝ
？「僕たちの事も忘れないでよ」
？「そーそー！俺たちはAちゃんの為なら何だって手伝うよ！」
A「千！百！･･･ありがとう、じゃあワガママ言ってもいい？」
「「もちろん！」」
A「アイドル最後の仕事は、華月Aの最高のライバルで、永遠の友人、Re:valeとライブがしたい｣
「「「！！！」」」
A「無理を言ってるのはわかってる、でも最後なの、出来るなら叶えたいの･･･
最初から最後まで、二人と一緒にライブがしたいっ！」
これは、私がずっと願ってきたこと
最後なら願いを打ち明けるくらい良いよね･･･
そう思って言ったのに･･･
「「やろうよ！」」
A「ぇ･･･」
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
