第７４話 千side ページ27
ー千sideー
ちょうど仕事終わり、マネージャーに家まで送ってもらってる時、
ﾋﾟｺﾝ
千「ん？珍しい、誠也さんからだ」
ﾋﾟｺﾝ
百「あっ、俺の方にも来たよ〜」
内容を見ると僕と百は顔を見合わせた
千「まさか百も･･･」
百「千もなんだね･･･｣
「「病院行こう」」
百「やっぱり考えることは一緒だね」
千「そうだね、何も食べれないし飲めないって言うから花持っていこうか」
百「Aちゃんお花好きだもんね」
千「うん、僕たちも夕飯食べてから行こう」
百「うん！」
「じゃあ家じゃない方がいいかな？」
千「そうだね･･･いつも行くカフェで下ろしてもらえる？」
「わかりました」
「それじゃあくれぐれも華月さんの迷惑にならないようお願いします」
百「わかってるよ、じゃあね〜」
千「じゃあご飯食べよっか」
百「うん！」
カフェに入って夕飯を済ませ、花屋に･･･
百「何が良いかな？」
千「バラが好きってわかるけど病院に赤いバラは失礼だと思うからね｣
百「そうだよねぇ〜、他の色あるか聞いてみる？」
千「そうしようか」
中に入って店員さんにお願いして他の色のバラを探してもらい
「お待たせしました、今あるのが黄色、ピンク、オレンジの三色ですね、お見舞いの品でしたら黄色やオレンジが多いですね」
千「黄色とオレンジか･･･」
百「ねぇねぇ、どうせなら黄色とオレンジでグラデーションぽくしない？」
千「良いこと言うね、出来ますか？」
「はい、花束はお任せで宜しいですか？」
千「はい」
それから５分程で花束を作ってもらい、お会計してタクシーを拾って病院に
百「ここだね、Aの病室」
千「うん」
ｺﾝｺﾝ
ｽｩｰ
誠也「もう来たのか･･･｣
百「誠也さんが連絡くれたんでしょ？」
誠也「まぁな、中に、A寝てるから静かにな｣
千「ありがとう、これお見舞い｣
誠也「ありがとう、喜ぶよ｣
中に入ってベッドで眠るAに近づくと
顔色は血の気がなく、真っ青
まるで亡くなっているのかと思うくらい静かに眠るA･･･
誠也「とりあえず話すから千も座れ｣
千「･･･わかった｣
第７５話 千side続き→←第７３話 貴女side＆誠也side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
