第７２話 誠也side ページ25
ー誠也sideー
最悪だっ、このタイミングで！
取り敢えず救急車と鏡花さまに電話っ
「はい、どうしたの誠也？」
誠也「大変です！Aが再発の可能性があります！」
「っ！？救急車は！」
誠也「呼びましたっ！」
「ならこっちですぐ点滴とか検査、病室用意するから！」
誠也「お願いします！ではっ！」
早くスタジオに行かないとっ
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ
紡「誠也さん？」
紡ちゃんのそんな声が聞こえたが今はスタッフだっ
誠也「編集長！」
全「！？」
「どうしたの」
誠也「Aの撮影をあれだけにして下さい！本人が今体調不良なので病院に連れていきます！一刻を争う事態なので！」
「それはいけないっ！何か手伝うことはっ！」
誠也「平気です！救急車も病院の手配も終わってますので！それだけをお伝えしに来ました！」
環「A病気なのか！？」
誠也「っ、あぁ、紡、社長と万里に連絡を頼む」
紡「は、はいっ！」
楽「おいっ！Aが病気って本当かっ！」
誠也「だから焦ってんだっ！！！」
全「っ･･･」
誠也「はぁ、はぁ、っ、色々あるんだよAには･･･とにかくAの撮影の穴はどうにかやってください、お願いします」
「あ、あぁ」
ﾊﾞﾀﾝｯ
誠也「A！」
天「誠也さんっ、Aさん気持ち悪いってっ！」
誠也「！？」
まずい、本当に再発したかもしれない
とにかく鞄のエチケット袋っ
誠也「Aっ、ここに出せっ、我慢するな！」
A「うっ･･･っ｣
誠也「水取ってくれ｣
天「、はい｣
誠也「ありがとう、苦しくないか？」
A「ｺｸ･･･｣
誠也「水、うがいだけな？｣
天「誠也さん、これって･･･｣
誠也「子供の頃からの病気だ、最近はなかったから油断した｣
天「なんて、病気･･･？」
言い逃れは出来ないか･･･
誠也「･･･膵炎だ｣
天「す、い、炎･･･？」
誠也「膵臓が炎症する病気、Aは慢性なんだ」
天「っ！！」
そこにやっと救急隊が控え室に着いた
そしてAと俺は病院へ向かった･･･
ー誠也side終ー
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
