第６９話 ページ22
ベッドに腰掛け足を組み･･･
A「最初はこんなもんで良いですよね？」
「ＯＫＯＫ！段々上げていこうか！」
さて、カメラマンの後ろにいる頬を真っ赤に染めた男たちの顔が気になる･･･
どうしようか･･･
「Aちゃん？」
A「ぁ、すみません、だいぶ気が散ってしまって」
カメラマンは私の目線を追ったのか後ろを振り返ってわかったみたい
「どうしようか･･･もしAちゃんがイヤなら女性スタッフだけにするけど」
A「でもそれじゃスタッフ足りなくなっちゃいません？」
「まぁそこは何とかするよ、まさかAちゃんみたいな格好を沢山撮ってきたのにこんな事態は想定してなかったからね」
マジですか･･･
まぁグラビアモデルはこんな格好ばっかだもんね･･･
けどこれは仕事･･･
A「いえ、頑張ります。その代わり･･･私は責任を取りませんのでご自分の理性の無さを悔いてください」
全「っ！！！！」
「ははっ！流石！その通りだな！」
A「なので全力でいきます」
「じゃあAちゃんのやりたいようにやってみてよ！僕も欲しいショットは言うから！」
A「！ふふ、了解です」
楽しそう･･･
じゃあまずは優しく行こうか･･･
座ったまま片膝を立てわざと下着を見せるようにカメラに視線を向けた
「いいねぇ〜、小悪魔みたいで可愛いよ〜！
そのまま寝てみようか！」
そのまま後ろに倒れ、いつの間にか脚立に登ってるカメラマンに目線を向けた
そんなこんなでちょっと過激な部分は省くけど私の番は終了
終わるとすぐ誠也がローブを肩に掛けた
ｺｿｯ
A「ごめん誠也、怒った･･･？」
誠也「怒ってない、仕事だからしょうがないがやりすぎだ、男性スタッフ何人出てったと思ってる」
軽く怒られた･･･
「じゃあAちゃんはしばらく休憩で！」
A「はーい」
誠也「では控え室に戻りましょう」
A「うん」
ー控え室ー
A「疲れた･･･｣
誠也「だろうな、あんな全力で誘惑することないだろ｣
A「･･･｣
誠也「はぁ･･･まぁいい、俺はスタジオに戻って様子を見てる、出番前に戻ってくる｣
A「ん･･･｣
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
