第６２話 ページ15
A「まさか本当に買ってくるとは･･･これ１日５個限定のホールケーキで滅多に手に出来ないんだよ？」
千「僕は徹夜したお陰で一番に買えたよ」
百「千ってば本当に一途〜！」
千「うるさいよ百」
百「ひどいっ」
A「あははっ、じゃあナイフとお皿とか持ってきてもらうね」
えっと、電話電話っと･･･
A「もしもしばあや？ケーキナイフとセット３つ、あとディンブラを私の部屋にお願い」
『かしこまりました、すぐお持ち致します』
A「えーっと、ティーカップどれがいい？」
千「ひ、１つ聞いていい？」
A「なに？」
千「今の電話と『ディンブラ』って？」
A「２つじゃん、、電話は各部屋の番号がこの電話に入ってるからこれで色々してるの、呼び出しも、こういう物運びも」
百「へぇ〜、便利だね〜、あ、俺これがいいな」
A「ＯＫ、でもう１つ、ディンブラっていうのは紅茶、茶葉を指定するとそれをティーポットに淹れて持ってきてくれるの、千も選んで？」
千「なるほどね、結構あるね」
まぁ、確かに小さくはないけどティーカップ用食器棚がなきゃいけない位だからね
A「私コーヒーより紅茶派だから、で、気に入った柄とかデザインとか集めたらこうなった」
千「なるほどね、僕はこれにしようかな」
A「二人とも自分色好きだね」
千「元々好きな色だからね」
そう、百はピンクのサクラ柄カップ
千はシンプルなリーフ柄のカップ
二人とも選んだカップに自分色が入ってる･･･
とりあえずテーブルに置こ
あ、イス足りない、出さなきゃ
ん？あれ？、今まで気づかなかったけどよくよく考えればずっと二人立たせっぱなしだったわ
百「Aちゃんは選ばないの？」
A「選ぶよ？３つ一緒には持てないでしょうが」
千「もう決まってるの？」
A「下から２段目の一番右の水色のバラ柄のカップ」
千「これだね･･･はい」
A「ありがと、よっと」
ｺﾝｺﾝ
A「ちょうど来たね、座ってて」
ｶﾞﾁｬ
A「中にお願い」
「はい」
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
