第61話 ページ14
帰ったけど・・・
A「どういうこと・・・?絶対に歌う前提で言ったよね」
あの八乙女が許すなんて思えない・・・
でも八乙女は華月家にやけに警戒心を持ってる
原因は多分私が前に頼んだ件でおじいちゃんを警戒してだと思うけど・・・
だから華月の名を出したら許すかもしれない
だとしても八乙女はTRIGGERと自分にメリットがないことは絶対にしない
A「どうするつもり、天、楽、龍・・・」
それに天は『これで二度目になるね』って言ってた
あれはどういう意味・・・?
A「ダメだ、分からないことだらけだ・・・」
?「何が分からないことだらけ?」
A「!?」
突然真後ろから声がして振り返ると
A「千っ!?百まで!?なんで!?っていうかノック!」
千「したけど気づかなかったのはAだよ」
百「まぁまぁ落ち着いて!」
A「・・・・・・で?何か用?」
百「冷たいっ!」
千「そこもAの良いところ」
A「はいはい、で?用もなく二人揃っては来ないでしょ?」
千「顔だし解禁したって聞いてお祝いしたくてね、はいこれ」
渡されたのはケーキボックス
けど、その箱に書かれていた店名に驚いた、だって
A「これっ、前に千に頼んだ・・・」
千「大変だったんだよ?」
百「千ってばAちゃんの為に徹夜でこれ買いに行ったんだよ〜!」
千「百っ!」
百「だって内緒だなんて言われてないもーん!」
千「・・・・・・」
百「え・・・ちょっ!?千さんっ!?無言で拳構えないでっ!?」
ゴンッ!
百「いっ!?っっったいよっ!千のバカ!」
千「百が悪い」
そんな漫才みたいなやり取りを見ててつい
A「ふふっ・・・あははっ」
「「!?」」
A「はぁ〜、こういう時Re:vareのこんな姿を知ってるのは私だけだと思うと特権だなぁって思うよ」
百「どして?」
A「Re:vareの漫才が見れるから」
千「漫才じゃないから」
百「そーだよ〜!俺らアイドルだよ!」
A「そーだねー」
百「ちょっ、棒読みっ!」
A「あは、冗談だよ」
箱を開けると本当に頼んだ、ブラック&ホワイトケーキがあった
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2017年1月12日 18時