第５８話 ページ11
まさかと思ってダイニングに走るとそこには
A「うわ･･････｣
私はダイニングに入って目を疑った
だって･･･
？「あぁA久しぶり、お前の母さんノリ良いな」
？「こんばんはAさん、連絡なしにお邪魔してすみません」
？「それより俺いつまでこの格好してれば･･･」
誰が居るかお分かり頂けたでしょうか？
そして何をしてるかと言うと･･･
A「･･･とりあえず龍から退いて離してあげてママ、楽と天はそのままで良いから｣
母「Aのお願いなら仕方ないわね、けどあのパーティーの時からずっとイケメンだと思ってたからこれ堪んないわよね！」
えぇと、簡単に説明するとママは龍の膝に座り、左右に天と楽を置いて腕を組んでた
A「あーはいはい、そうだね、龍平気？」
元々イケメン好きなママには大好物みたいもんだからね、なんて考えながら龍に声をかけると
龍「大丈夫だよ、ありがとう」
A「大丈夫じゃないでしょ、女の人苦手なくせに」
龍「あはは･･･」
A「全く･･･それよりなんでここに？この場所千しか知らない筈だけど？」
楽「千さんは知ってんだな」
A「まぁね、で、誰から？」
天「九条さんに聞いたんだ」
ﾋﾟｸｯ
九条･･･？
A「今、なんて言った」
全「っ！！！！」
A「答えろ天、今、誰と言った」
天「っ、九条さん｣
A「どういう事、なぜ天が九条と通じてる｣
ん？待て、天は確か『九条』、だよね･･･
じゃあまさか･･
天「僕が九条さんの養子だから｣
こんなの、当たってほしくなかった･･･
A「･･･ごめん、今日夕飯いいや、頭冷やしてくる、っ｣
龍「Aちゃん！？」
走ってダイニングを出てって裏庭に･･･
A「ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ、ﾊｯ･･･っ、ｽｩ、ﾊｧ･･･｣
まさか天が九条の養子なんて･･･
アイツは悪魔だ･･･自分の手は汚さず犯 罪だってやってしまう･･･
そんな九条に、私も華月を捨て九条の子になれと言われた
これはママもおじいちゃんも誠也も知らない･･･
私だけの秘密･･･
でも、これで隠すことは出来なくなった･･･
どう説明しようか･･･
そう思っていると
？「見つけた」
A「っ！？」
後ろに振り返ると
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作者名：さっちゃん | 作成日時：2017年1月12日 18時
