第8話 千side ページ9
ー千sideー
A「後でわかることだから、それまでのお楽しみ、それじゃ」
そう言ってAは誠也を連れてどこかへ
そんな背中を見てどうしてか不安になった
手の届かない何処かへ行ってしまう、そんな気がして・・・
百「ゆーきー?どうしたの?そんな不安そうな顔して?」
千「あぁ、ごめんごめん、最近僕は重症みたいだ、Aへの愛が重量オーバー過ぎで」
百「片想いは辛いですなぁ」
千「そうだね、でも待つって言っちゃったからね
本当なら今すぐにでも僕の腕の中に閉じ込めたいよ・・・」
百「千・・・」
?「あれ?千さんと百さん?」
この声は・・・
百「TRIGGERじゃーん!なになにみんなも招待されてたの〜?」
龍「はい、千さんと百さんもRe:valeとして呼ばれたんですか?」
千「そうだよ、さっきAにも会ったんだ」
楽「へぇ・・・なぁ、あそこに居るのIDOLiSH7じゃないか?」
楽くんが向いてる方に顔をみんな向けると
天「・・・そうだね」
百「あれ?行かないの?弟くん居るんじゃないの?」
天「良いんです」
龍「まだケンカしてるの?」
天「してないから、そもそもケンカもしてないから」
そう話してると・・・
「えぇ、皆様明けましておめでとう
そしてお食事中の皆様申し訳ない
この度は華月グループ主催のパーティーにようこそ
現社長の華月柊だ、そして娘の鏡花だ」
龍「あ、さっきの・・・」
千「知ってるの?」
龍「いえ、さっき外で少し見かけただけです」
千「へぇ・・・」
祖父「パーティーを始める前に
急遽話さなければならないことが二つある
1つは華月グループの次期社長についてだ
本来なら前から決まっていた私の息子なのだが、我が社の健康診断のとき、ガンが見つかった、それももう他に転移しているそうだ
医師に治療に何年かかるかわからないと言われた
そこで、鏡花とその娘、私にとっての孫だが
その孫と話し合いをし、会社を継ぐと言ってくれた
女の子だが、とても優秀な子で皆も一度はテレビで見たことある筈だ
紹介しよう、私の孫娘・・・」
嘘、だろ・・・
千「なんで、そこに居るんだ・・・Aっ・・・」
ー千side終ー
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
95人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年12月3日 1時