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第28話 ページ29

 
 
 
 
A「っ///」


自分でもわかるくらい頬が熱を帯びてる・・・

私の事情を知って守りたいと思ってくれた、なんて・・・

普通、あんな複雑なの見て聞いたら嫌がると思うのに、あれをきっかけに好きになったと言うの・・・

そんなの、ズルいよ・・・


A「ほんとに・・・?だってっ!」

三月「お互い不本意だったかも知れないけど、俺はあの時話を聞いて、背負うって覚悟決めたんだ!」

「「っ!」」

ポロッ・・・

三月「A・・・」

ギュッ

全「っ!」

三月「俺は本気だ、俺はAを守るための騎士になる」

騎士・・・初めて三月に言った時の言葉・・・

A「・・・ありがとう・・・」



千「説明して、どういうこと、Aはまだ隠してることがあるの」

A「それは・・・ごめん、話したくない」

楽「どうしてだよ!」

嫌だっ、これだけは・・・話したくないっ!


スッ

影が出来たと思って前を見ると

誠也「申し訳ありませんが皆様、これは話す訳に参りません」

天「どうしてっ!」

誠也「どうしてもだっ!」

「「「「!?」」」」

誠也「そんなにAの傷抉りたいのか」

千「違っ!」

誠也「違わないだろ、現にAが話したくないと言った、それをお前たちは聞き出そうとしている

それの何が違うんだ?」

龍「・・・誠也さんの言う通りだよ、俺たちはAちゃんを苦しめたい訳じゃないでしょ?」

楽「くっ・・・悪い・・・」

天「ごめん・・・」

千「・・・僕はどんなAでも受け入れるよ、どんな事情があろうとも、それがAにとって重荷なら一緒に背負う覚悟がある

それにAはAだ

僕が、心から愛しているAなんだ」

A「っ!」

千・・・

なんで、アンタはいつもいつも・・・

A「・・・誠也」

誠也「俺は反対しないよ」

A「ありがとう・・・千、本当に知りたいなら、」

千「どこにでも行くよ、例えどんな話でも」

A「ありがと・・・三月、今夜は悪いけど先約があるの、久々に家族水入らずでね」

三月「そうか!なら大和さん、壮五、今日は帰ろう、今度連絡するな!」

大和「おいミツ押すなよ!」

壮は会釈して二人の後を追った、そして・・・

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:さっちゃん | 作成日時:2016年12月3日 1時

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