検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:88,129 hit

横side 441 ページ43

ランチタイムが終わるまで店内で待った。
一旦クローズする間の時間に、信五にケーキをご馳走してくれると大倉が言うてくれたから、信五はワクワクしながら大倉達の休憩時間を、いやもはやケーキを待っとる。



「お待たせ」



大倉が飾り付けしてくれた特別なシフォンケーキのプレート。



「めっちゃ待った!!」

「うわ、凄いな…アイスクリームもフルーツもめっちゃ乗ってるやん」

「バナナも!!」

「うん、信ちゃんに特別やで」

「ありがとぉ!!食べてええ?!」

「もちろん」

「いただきます!!」



嬉しそうにバナナを口に放り込んだ。

濱ちゃんが食器を持って隣のテーブルに着いた。
丸が大きな鍋を持って来た。
安はパンが入ったバスケットを持って来た。
4人が席に着いて、遅めのランチが始まった。
その隣でご機嫌でおやつタイムの信五と、それを眺める俺。

俺がここで待ってるのにはもう1つ理由があった。
大倉から『話したいことあんねん。ちょっと待っててくれへんかな』って言われた。
おそらく、それが本来の目的で、信五が待ちくたびれへん為の大倉の配慮が、この贅沢なシフォンケーキのプレートやと思う。



「信ちゃん、オレンジジュースおかわりあるからね」



丸はパンを食べず白飯を食べながら、信五に声を掛けてくれた。



「ありがとぉ!」



穏やかな時間が流れる。

横side 442→←横side 440



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
185人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 横雛 , 大倉忠義
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

じーな(プロフ) - 華子うさぎさん» こんにちは!そうなんですよ!時間が出来てるんで、いろんな話がぶわーーーっと!!久々に進んでますね!仕事しながらですが、恐らく時間にも気持ちにも余裕が出来てるようです笑 (2019年9月5日 13時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 可愛すぎます。ヒナちゃん『初めてのおつかい』あのテ―マソングが頭の中に流れてきそうです。緑×青で関係が出来たり、まるちゃんの思い人が解ったり、話が進んで居ますね!その先を知りたいです。 (2019年9月5日 11時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じーな | 作成日時:2019年8月13日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。