横side 413 ページ15
「猫さん、名前はぁ？どこから来たんー？」
猫に話し掛けるところが、なんとも可愛くてずっと見てたい気持ちやった。
なんなら、寧ろ、あの猫になりたいとも思った。
その後ずーーーっと猫に夢中で、そこから動かへんことが15分くらい続いて、どうやってその場から離れさせようか迷った。
しかも路地の入口の近くで戸惑って立ち尽くす俺は確実に、周りからはおかしな奴に見えてるはずや。
それも早く回避したい。
あの猫もいつまで撫でられてんねん！
早よ撫でられ飽きてどっかいけよ！！
と、俺の中で猫に八つ当たりする程、戸惑っていた。
もう心の中で念じるしか思い浮かばんかった。
『早よどっか行け、早よどっか行け、早よどっか行け……』
今なら、昔流行ったバスケ漫画の中で、主人公の赤髪が、バスケの出来る同級生に『外せ、外せ』とマイナスの念を送っていた気持ちがわかる。
その念が伝わったのか猫が起き上がった。
「ちぃちゃん！どっか行くの？」
いつの間にか名前まで付けてもうてるやん……
そんな様子を目にして、ペットは飼わんと決めた。
ペットにヤキモチ妬く毎日なんて嫌やからな。
茶トラの猫は起き上がると路地の奥には知って行き、壁に登ってどこかに消えた。
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じーな(プロフ) - 華子うさぎさん» こんにちは！そうなんですよ！時間が出来てるんで、いろんな話がぶわーーーっと！！久々に進んでますね！仕事しながらですが、恐らく時間にも気持ちにも余裕が出来てるようです笑 (2019年9月5日 13時) (
レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
華子うさぎ(プロフ) - 可愛すぎます。ヒナちゃん『初めてのおつかい』あのテ―マソングが頭の中に流れてきそうです。緑×青で関係が出来たり、まるちゃんの思い人が解ったり、話が進んで居ますね！その先を知りたいです。 (2019年9月5日 11時) (レス) id: d000ba8c9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じーな
| 作成日時：2019年8月13日 0時
