横side 156 ページ7
男5人で、わちゃわちゃと料理を運んだり、食器を運んだり、置く位置が違うだの、これは使わないだの、あーだこーだ言いながら、みんなで信五の誕生日の用意をする。
どんどん楽しくなってきた。
「ここにすば るが居ればな」
ボソッと言った俺の言葉をどっくんが聞いていたらしく
「すば るくんは頑固やからな。あの人の道は俺らは入られへん。
それはみんなわかってるし……もちろん、信ちゃんも……」
寂しさを滲ませながらも、どっくんに諭されて、
「せやな」
と言うしかなかった。
いつかあいつが帰って来ることを期待して待つしかない。
「横山くん、信ちゃん起こして来てくれんかな」
そろそろ準備が終わるからと、大倉に言われて、言われた通りに信五を起こしに奥の部屋に向かった。
扉を開けると熟睡中の俺の可愛い子。
溜息が出るくらい可愛い寝顔で、毎日見てるはずやのに、胸に熱いものが込み上げるくらい愛しい。
ゆっくり信五の肩を揺すった。
「信五…起きろ……」
「んんー……まられすぅ…」
いつもの甘え方やから、ここが家やと思ってんのか。
それとも単なる甘えたなだけか…
「起きろよ…ほら…みんな待ってるで」
「………みんな……んー……そかぁ……」
と言いながら布団に潜った。
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じーな(プロフ) - ショーンさん» おはようございます。仕事が忙しくなり、更新出来ずにいます。ありがとうございます。宜しくお願い致します(^^) (2020年9月12日 11時) (
レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 早速のお返事ありがとうございます。長編の良いお話なので気長に待ちます。慌てず焦らず頑張ってください！ (2020年9月11日 0時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - ショーンさん» 初めまして、こんばんわ。ショーンさん、ありがとうございます。何度も辞めようと思うこともありますがそう言ってくださる方が居るので、今までやれています。本当にありがとうございます。 (2020年9月11日 0時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 今でも何度も読み返しています。切なくて、ホッコリして！今でも続いている事を嬉しく思うし楽しみにしてます。ありがとうございます。 (2020年9月10日 19時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - 応援人さん» こんばんわー！ありがとうございます！！そう言って頂けて、書いてて大丈夫なんだと勇気出ます！ありがとうございます！ (2018年4月4日 22時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じーな
| 作成日時：2018年2月5日 0時
