横side 190 ページ42
「うん………高校に入ったその日に出会って………お前に…一目惚れしたんや」
「一目惚れ？俺に？」
「そう……」
「ほんまに？」
「うん……俺が先にお前を好きになったんや………お前はなかなか俺のこと好きになってくれんかってん…」
「嘘や！！俺、めっちゃ侯のこと好きやもん！」
「今はな……昔はそうじゃなくてな……」
ようやく機嫌が戻ったのか、ヒナの事を忘れたのか、調子がいつもの感じに戻ってきた。
「侯と出会った場所………どこ？」
「教えたるわ………せやなぁ……今ええ時期かもな……今から行くか？」
「行く！！」
「ところで……ヒナの話はわかってくれたん？」
「あ！！………さっきの話ほんまやの？」
思い出して、唇を尖らせて、拗ねたような顔をした。
「…………せや……ほんまやで……えっとな……」
信五から離れてクローゼットに入っていた小さいアルバムを取り出した。
「これ………猫のヒナ………」
それをそっと開けてみた信五はびっくりした様子でページをめくっていく。
「猫……ばっかりや……」
「せや……俺の初恋やもん」
初恋の人。
大好きでたまらなかった存在。
信五はどんな思いでそのページをめくってるんやろう。
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じーな(プロフ) - ショーンさん» おはようございます。仕事が忙しくなり、更新出来ずにいます。ありがとうございます。宜しくお願い致します(^^) (2020年9月12日 11時) (
レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 早速のお返事ありがとうございます。長編の良いお話なので気長に待ちます。慌てず焦らず頑張ってください！ (2020年9月11日 0時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - ショーンさん» 初めまして、こんばんわ。ショーンさん、ありがとうございます。何度も辞めようと思うこともありますがそう言ってくださる方が居るので、今までやれています。本当にありがとうございます。 (2020年9月11日 0時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 今でも何度も読み返しています。切なくて、ホッコリして！今でも続いている事を嬉しく思うし楽しみにしてます。ありがとうございます。 (2020年9月10日 19時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - 応援人さん» こんばんわー！ありがとうございます！！そう言って頂けて、書いてて大丈夫なんだと勇気出ます！ありがとうございます！ (2018年4月4日 22時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じーな
| 作成日時：2018年2月5日 0時
