横side 189 ページ41
「…………」
「ずっと傍におった猫でな、そいつが中学3年の時に死んだんや……で、その猫のヒナが人間になって、さっき夢ん中出てきてん………」
そんな馬鹿げた話、いくらお前でも信じへんよな……
「俺、その猫がめっちゃ好きやってん。ずっと友達作らんくらい好きやってん」
「嘘や！今の侯は友達いっぱいやんか」
反らしていた目を俺に向けて怒りをぶつける。
「せやな……そのヒナがおらんなって、お前に会ってからやな。友達が増えたんわ」
「え………」
「その猫が死んでから、その後すぐ……お前と出会ったんやで」
事故に遭ってから、初めて信五との出会いの話をする。
過去を話したところで、記憶のない信五が何かの拍子にパニックになったらあかんからとなかなか話せずにいた。
それに、事故で記憶力が乏しくなったなんて、俺自身が辛くて、言い出し難かったし、本人に伝えるのも酷な話かと思ってた。
「え…………俺と侯が出会ったん？」
記憶にない部分の話をされて、どうやら興味を示した信五。
さっきまで、ヒナという女がいるんやと悲しそうにしてた目は、自分の過去が知れるチャンスやというような、食い入る目付きをしていた。
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じーな(プロフ) - ショーンさん» おはようございます。仕事が忙しくなり、更新出来ずにいます。ありがとうございます。宜しくお願い致します(^^) (2020年9月12日 11時) (
レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 早速のお返事ありがとうございます。長編の良いお話なので気長に待ちます。慌てず焦らず頑張ってください！ (2020年9月11日 0時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - ショーンさん» 初めまして、こんばんわ。ショーンさん、ありがとうございます。何度も辞めようと思うこともありますがそう言ってくださる方が居るので、今までやれています。本当にありがとうございます。 (2020年9月11日 0時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 今でも何度も読み返しています。切なくて、ホッコリして！今でも続いている事を嬉しく思うし楽しみにしてます。ありがとうございます。 (2020年9月10日 19時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - 応援人さん» こんばんわー！ありがとうございます！！そう言って頂けて、書いてて大丈夫なんだと勇気出ます！ありがとうございます！ (2018年4月4日 22時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じーな
| 作成日時：2018年2月5日 0時
