横side 188 ページ40
「あー………ぅん……せやな…夢見てたな」
「ほら！やっぱり！！他に好きな人おるやん！！」
泣き腫らして涙でグショグショの顔の信五が勢いよく布団から出てきた。
「ちょっ、待ってって！！！……話聞いて…」
信五の左肩を掴んで諭そうとしたけど、言うことを聞かへん。
「嫌や！聞きたない！他の人の話なんか！」
「だから！ちゃうねんってば！」
「何が違うん！」
怒って興奮して泣いてる信五を落ち着かせる為に両肩を掴んでまっすぐ見つめた。
やっとわかった……ヒナの名前聞いて勘違いしてるんや……
「信五…聞いて……お願いやから」
「嫌や………」
そう言って、真っ赤になってる目を反らした。
「………わかった……そのまんまでええから聞いて。勝手に喋るから」
そっぽ向いたまま、悲しみのせいか、唇を噛み締めていた。
「あのな……ヒナってのはな……昔飼ってた猫やねん……」
もちろんそんな話、すぐに信じるはずないよな。
まだそっぽ向いたまま。
「実はな……その………そいつな……メス猫やねんけど……そいつのことが、俺がチビの頃から大好きで……俺…アホやから……その猫と結婚しようと思っててん……」
さすがに猫と結婚しよう思ってたということに対して引いたのか、なんなのか、ようわからんけど信五の目が一瞬泳いだ。
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じーな(プロフ) - ショーンさん» おはようございます。仕事が忙しくなり、更新出来ずにいます。ありがとうございます。宜しくお願い致します(^^) (2020年9月12日 11時) (
レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 早速のお返事ありがとうございます。長編の良いお話なので気長に待ちます。慌てず焦らず頑張ってください！ (2020年9月11日 0時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - ショーンさん» 初めまして、こんばんわ。ショーンさん、ありがとうございます。何度も辞めようと思うこともありますがそう言ってくださる方が居るので、今までやれています。本当にありがとうございます。 (2020年9月11日 0時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
ショーン(プロフ) - 今でも何度も読み返しています。切なくて、ホッコリして！今でも続いている事を嬉しく思うし楽しみにしてます。ありがとうございます。 (2020年9月10日 19時) (レス) id: 849d9c80b5 (このIDを非表示/違反報告)
じーな(プロフ) - 応援人さん» こんばんわー！ありがとうございます！！そう言って頂けて、書いてて大丈夫なんだと勇気出ます！ありがとうございます！ (2018年4月4日 22時) (レス) id: 16ef9f1163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じーな
| 作成日時：2018年2月5日 0時
