ランジャタイ ページ23
国「Aちゃんがどうたら聞こえたんよね、まさかとは思ったんやけど」
お酒飲んでるからか
目元も口元も、まったり緩んでる国崎さん
国「ほんとに来たのがAちゃんやもん、俺びっくりして声出んかったよ」
そう目尻を下げながら、私の右隣に腰かけた
優しい話し方も、やっぱり安心してしまう
大「…あの、二人はどういう？」
怪訝そうな顔で聞く大吾
国「んー。Aちゃんが俺に体を預けて…。色々あったねあれは。もう１ヶ月経つ？」
「…もー国崎さん嘘ばっか…いや、嘘じゃないっていうか…」
国「んはは」
あぁこの感じ
そうだった、先月も
本物だ、また会えた
無邪気に笑う国崎さんを見ながら、自分の口角が少しずつ上がるのが分かった
左隣を見ると
やっぱり難しい顔で、何か考えてる様子の大吾
国崎さんは、持っていたビールを一気に飲み干すと
国「あの。お二人は、お付き合いされてるの？」
私と大吾を交互に見て、そう聞いた
「いや、」
大「そんなんちゃいますけど、」
私を遮るように、大吾が答える
兎「けど？けどなによ」
東「ほんま、けどなに？」
「え…なに？」
大「…いや、もう10年一緒におるんで俺ら、今日もうち泊まるしな？A」
「え？う、うん、そうやね」
何故かいつもの余裕満々な大吾は、そこには居なくて
的外れな返しまでしちゃってる
そんな大吾を見て
何故か兎さんと東くんは
下向きながら目合わせて、くすくす笑ってる
国崎さんも謎に
んーなるほど、なんて渋い顔して言うから
そんな3人を、私はただただ不思議そうに眺めることしか出来なかった
話を聞いていくうちに分かったこと。
どうやら、国崎さんは芸人さんだった
元々はNSCに居たこと
ランジャタイさんって、こんなにすごい人達なんだよって
兎さんが熱弁してくれた
国「ちなみにね、相方は伊藤ちゃん、あのおかっぱね」
国崎さんの指差す方をくるっと振り返ると
一瞬で分かる、一人だけおかっぱの伊藤さん
目があって、にこっと向けられた笑顔は
そりゃもうアイドルみたいに可愛くて
も、萌え……
あのヘアスタイル、なかなか似合う人居ないよ
素敵な2人だな、心からそう思った
芝「くにー！ちょっとあの話して！駅にいたおじさんの話！」
別のテーブルから、国崎さんを呼ぶ声が聞こえて
国「Aちゃん、まだ帰らんとってね？」
そう言い、国崎さんは
賑やかな輪の中心に戻っていった
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おぜち(プロフ) - まぽさん» 分かりにくくてすみません😣💦また楽しみにお待ち頂けますと嬉しいです😭宜しくお願いします☺️！ (12月6日 1時) (
レス) id: 2f56e244ba (このIDを非表示/違反報告)
まぽ(プロフ) - 早速のご返信ありがとうございます😭✨なるほど！了解です！楽しみしています😆 (12月6日 0時) (レス) id: 3194fe305d (このIDを非表示/違反報告)
おぜち(プロフ) - まぽさん» お立ち寄りありがとうございます！嬉しいお言葉まで…😭続編ですが、只今作成中ですので、少々お待ちください🙇急いで準備しています👍️ (12月6日 0時) (レス) id: 2f56e244ba (このIDを非表示/違反報告)
まぽ(プロフ) - はじめまして！国崎さんの雰囲気がとてもリアルに感じて読んでてとても楽しいです☺️続きが気になるのですが、パスワードを教えて頂くことは可能でしょう？ (12月6日 0時) (レス) @page48 id: 3194fe305d (このIDを非表示/違反報告)
おぜち(プロフ) - 月見。さん» いつもありがとうございます😭完結まで頑張りますので、宜しくお願いします☺️ (12月5日 11時) (レス) @page48 id: 2f56e244ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おぜち | 作成日時：2023年10月27日 18時
