愛の輝き③─천생연분─ (ページ33)

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嵐の夜ページ33

嵐の夜
#🐰#🦔#🤖
A→treasure member

ピカッと外が明るくなったと思えばゴロゴロと空を破壊するような音がした。
雷だ。

ザーッと雨も降ってきたのが雨音で分かる。
嵐の音が私は好きだ。
心の中の全てが洗われる感じがして。

私は電気を消して、久しぶりの嵐を楽しんだ。

ﾄﾝﾄﾝ🚪

そんな時私の部屋を叩く音がした。

「誰～？」

ドヨン「ドヨンだよー。」

「いいよ入って。」

ドヨン「お邪魔しま…、え、真っ暗。」

「あ、電気消したの。つけるね。」

ドヨン「外すごいね。」

「うん。雷もいっぱい鳴ってるね。」

ﾋﾟｶｯゴロゴロゴロ⚡️

光ってから音がなるまでの間隔が短くなってる。雷雲近づいてきてるな…。

と思っていたら、となりに座るドヨンも私との距離を詰めてきていた。

ぎゅっと私の服を握る。

ドヨン「A雷平気なの？」

「うん。嫌いじゃないよ。」

ドヨン「そうなんだ…。」

「わぁ怖いぃ～助けてぇ～(涙)って寄ってきて欲しかった？笑」

ドヨン「いや、そんなこと考えてないよ。」

「残念でした～。」

ドヨン「違うってぇ…」

「あ、もしかしてドヨンの方が雷怖い？」

ドヨン「なんでA怖くないの？」

「怖いんだ。笑」

ドヨン「ビックリするじゃん。それが嫌なだけ。」

「私は面白いなって思う。」

ドヨン「Aおかしいよ！」

そう言って笑うドヨン。