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お見通し ページ26
お見通し
#🐨
ジュンギュ「今度ライブ来てよ。」
日本で予定されているライブ。
ジュンギュの彼女である私は誘われた。
ジュンギュ「席も、ホテルもこっちで用意するからさ。」
「ありがと。行きたい！」
数日後、ライブ前日。
私はとあるホテルに来るように言われた。
会場のすぐ近く、高級なホテル。
おそらく私のために用意してくれた部屋がここにあるんだろう。
絶対高いじゃん。
もっと普通のとこで良かったのに。
名前を言うと、部屋の番号を伝えられた。
「909です。ご案内しますね。」
とエレベーターに乗って9階まで行った。
「どうぞこちらです。ごゆっくりどうぞ。」
「ありがとうございます。」
絶対景色綺麗だし、部屋も凄そう。
私は期待しながらドアを開けた。
「うわぁ！」
想像した以上に、凄かった。
入り口から覗いただけでも分かる凄さ。
何しろ部屋が多い！
肝心のベッドは…
『でっか！』
2人で寝れるんじゃない？ってほどの広さ。
あ、
『あれ？』
ベッドの奥に見えた怪しい塊。
近くにいくと、それは黒いスーツケースだった。
前の人の忘れ物？
いや、こんなの忘れるわけない。
よーく見ると、そのスーツケースにはステッカーが貼ってあった。
某キャラクターの。
『え。』
状況を理解するのに数分はかかった。
『まじか。』
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作者名：Water | 作成日時：2023年11月7日 23時
