愛の輝き③─천생연분─ (ページ3)

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余計な気持ちページ3

余計な気持ち
#🐮#🐶
A→treasure member

ﾄﾞｻｯ

私は今、言葉の通り、"押し倒されている"。

「え？？」

と思わず声が出た。

だって、、ここは

"楽屋"

角に置かれたソファー。
私はそこでスマホをいじっていた。

普通に皆います。
他のメンバーは準備で今いないけど。

スタッフさんたち、皆あぁ～そういう感じね～とでも言うような目で見て見ぬふりしていくだけ。

そらアイドルの恋愛事情は関わったらダメだと思うけどちょっとは興味もってよ。

私たちは恋愛感情とかないけどね。
練習生の間に捨てちゃったから。

さっき"押し倒されている"と言ったけれど、私からすれば、大型犬が構ってちゃんになったようにしか見えない。

「ごめん、私何て言ったっけ？」

ジョンファン「こっちおいでって言った。」

「うん正解。で、これは何？」

ジョンファン「え？何が？」

「私スマホ見てたんだけど。」

ジョンファン「でもおいでって言ったじゃん。」

「そういう意味じゃないんだけど。」

ジョンファン「そういうって？」

「なんで私倒されてるの？」

ジョンファン「おいでって言ったから。」

「私手広げて"おいで!!"って言ったわけじゃないよ？笑」

ジョンファン「じゃあなんだったの？」

「隣座れば？って言いたかった。」

ジョンファン「あ、そういうこと。」

大人しく、身体を起こすジョンファン。

やっと私も身体が起こせると思った瞬間

ジョンファン「って、起きると思った？笑」

「え、」

もう一度肩を押されて振り出しに戻った。

ジョンファン「わざとだよ。」

「や、ここどこか分かる？」

ジョンファン「ん～分かんな～い。」

と言いながら私の首元に顔をうずめるジョンファン。

特に何もしてこないが、ジョンファンはよく私の首元にいる。
寂しい時、甘える時はいつもこうだ。
これでジョンファンの役に立てるのならと思って私も何も言わない。