離さない ページ1
離さない
#🦁#🦔
「さっきのすごく美味しかったね。」
ジェヒョク「うん、最高だった。」
「あ、」
道の反対側から見たことのある顔が歩いてくるのを見つけた。
同時に、向こうも気づいたみたい。
ヒョンソク「おっ、A。」
「久しぶり…。」
ジェヒョク「誰？」
ヒョンソク「あ、普通に知り合いです。」
「うん、知り合い。」
ヒョンソク「彼氏できたの？」
「う、うん…。」
ヒョンソク「よかったじゃん。あ、じゃあ俺はこれで。👋」
と離れていった。
はぁ、良かった。何も言わなくて。
ジェヒョク「どういう知り合い？」
ヒョンソク「あ、そうだA。」
行ったと思ったのにまた振り返って呼ぶヒョンソク。
「何…？」
ヒョンソク「俺ん家にパジャマ忘れてる。😏じゃ。」
「…」
ジェヒョク「え、」
「はぁ…」
ジェヒョク「どういうこと？」
「…」
ジェヒョク「元カレ？」
「その方がマシかもしれない。」
ジェヒョク「え？だったらだれ？」
「いとこのお兄ちゃん。」
ジェヒョク「え？」
「いつも私が男の人といるとわざとあーやってするの。」
ジェヒョク「なら…」
「そう。パジャマの話は全部嘘。」
ジェヒョク「よかったぁ…。」
「なんでいつもあんな風にするのか分からないんだけどね。」
ジェヒョク「好きなんじゃないの〜？」
「え、」
ジェヒョク「Aがどんな人と付き合ってるのか心配なんでしょ。多分。俺がいとこでもそうするかも。」
「あー、そういうことね。」
ジェヒョク「絶対そうだよ。A可愛いもん。」
「笑笑、ありがと。」
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作者名：Water | 作成日時：2023年11月7日 23時
