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ジフン「お疲れ〜」
「あ、ジフン！」
ジフン「何〜」
「今日夜空いてる？」
ジフン「その用事によっちゃあ空いてる。何？」
「あのキムジュンギュさんとご飯。」
ジフン「えまじ？笑誘われたの？」
「うん。」
ジフン「なんで？」
「向こうが勝手に元気無さそうだから行こうね〜って。」
ジフン「そんなこと言いそうなやつじゃないのに。」
「ほんとにそれ。人格が違ってたんだけど怖い。だから一緒に来て。」
ジフン「ごめんな、それは無理だわ。巻き添え食らいたくない。」
「えぇジフンしか頼れる人いないのに…」
ジフン「ドンマイ。頑張れ〜。」
「助けてよぉ！」
ジフン「休憩時間終わりましたよ〜。」
「どうしろっての！地獄だよほんと！」
ジフン「ファイティン！」
その時が来てしまった。
今日だけは仕事が終わるな、長引けと思ってたけど、時間通り終わってしまった。
おそらくこの角を曲がると、ジュンギュさんがいる。
どんな顔して行けばいいの？
「お、お疲れ様です…」
ジュンギュ「お疲れ。行こ。」
スタスタと前を歩いていってしまう。
この冷たさ…本当に二重人格とか？
もう1人の明るい方のジュンギュさんが私との予定いれちゃった！とかそんなんじゃないよね？
どこ、行くんだろ。
飲食店がある方に向かうジュンギュさん。
夜だから人もたくさんいる。
ジュンギュさん歩くの早い。
脚が長いんだな。
👨「通りまーす」
目の前を男の人の集団が通りすぎていく。
だんだんとジュンギュさんの背中が遠くなっていくのが分かった。
このままはぐれて今日は無かったことにできないかな。
おっ、いない。
よっしゃ！と思わずガッツポーズしそうだった。
せっかくここまで来たんだし、1人で飲んで帰る？
ジフン呼ぶのもいいな、、
「ねぇ、おねぇさん1人？」
うわ
私ナンパとか初めて。
「1人…ですけど、大丈夫です。」
「さみしーでしょ？一緒に飲も？」
遠慮がちに袖を引っ張ってくる男。
わんこだ…
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作者名：Water | 作成日時：2024年3月7日 21時
