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2人でテーブルをはさみ、沈黙が続いた。
きつい。
「あ、私出ますね、電気よろしくお願いします。」
ジュンギュ「え、あ、待って。休憩終わるまで、ここ、いてください。」
「え？」
ジュンギュ「僕が、出ていきます。」
「いやいやいや、大丈夫です。私が出るんで。」
ジュンギュ「いや僕が。」
「大丈夫です。」
ジュンギュ「はぁ、分かりました。僕ここにいるんで、Aさんもここに座っててください。」
「え？」
気まずいじゃん。
それになんか思ってたよりこの人しゃべるんだけど。
ジュンギュ「Aさん、…ジフンくんと仲良いんですか？」
「あっ、はい。中学の知り合いで。」
ジュンギュ「ならAさんと僕同い年ですね。」
「そう、なんですね。」
ジフンともヒョンソクさんとも違うこの人の雰囲気。
ジュンギュ「ヒョンソギヒョンっていう人は、好きな人、ですか？」
「え？、あ、違います。ジフンに紹介して貰った人で…」
ジュンギュ「良かった…ｺｿｯ」
「んぇ？」
ジュンギュ「あ、時間ですね。またお話ししたいです。」
「え、あぁ、はい。」
1週間後、また休憩時間にばったりと会った。
「あ、お疲れ様です、」
返事してくれるかな…？と思いながら一応言ってみる。
ジュンギュ「お疲れ様ですっ。」
んぉ、なんか違う
こんな明るい人だったっけ？
ジュンギュ「久しぶりですね。」
「あ…そうですね。」
ジュンギュ「お疲れですか？」
「や…元気です。」
ジュンギュさんとの距離感がつかめないだけだ。
いつもとまるで別人だから。
ジュンギュ「分かった！今日仕事終わったらご飯行きません？元気出すために！」
「そんな急に…」
ジュンギュ「僕も仕事終わってからAさんとご飯行けると思ったら午後も頑張れそうです！」
「はぁ、？」
ジュンギュ「じゃあ仕事終わってから入り口のとこで待ってますね〜！」
と言って出ていってしまった。
私うんともすんとも言ってないのに、1人で勝手に決めて…
あんな人だったんだ…
や、これが裏なのかもよ
騙されてたりして…
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作者名：Water | 作成日時：2024年3月7日 21時
