愛の輝き④─취향저격─ (ページ15)

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寝ても覚めてもページ15

寝ても覚めても
#🐯#🦔#🐶#🐨#🤖#🦋

YGで歌手をしている私。
上からちょっと大変な指令を受けました。

"同じように悩んでる子がいるからその子と恋愛体験してきなさい。"

それを聞いた瞬間出てきた言葉はやはり

「はい？」

正直聞き間違いだと思いました。

脳が変換を間違えたんだろうと。

でもその人はもう1回同じことを言った。

職場体験じゃないんだから。

"連絡しておくから明日会議室で会いなさい。"

「本当にするんですか？」

「歌詞を書くために恋愛をしてみたいって言ったのはAだよね？」

「そ、そうですけど、…」

半分冗談で言っていたのに…

マネージャーさんによく言っていた

恋愛したことないから気持ちも分からないのにそういう歌詞を書くのが難しくなって、しまいには妄想しながら書く自分が馬鹿馬鹿しく思えてきて…

そんなことあり得ないだろうと思って口にしていた1回だけでもいいから恋愛してみたい、させてくれても良いじゃんっていうのが叶ってしまうなんて。

「相手は誰…ですか？」

「会ってからのお楽しみだな。フッ…」

笑わないでください。

笑い事じゃないです。

只でさえそんな"はいはい"と受け入れられることじゃないのに、お楽しみなんて作られても。

「年は…？」

「お楽しみだ。」

困ります。