愛の輝き④─취향저격─ (ページ11)

今日:73 hit、昨日:53 hit、合計:12,790 hit

｜ページ11

はぁ、はぁ

一生懸命走って、気づいたらさっき見た橋の上に来ていた。

橋の上、か。

ちょっとした興味本位で橋に登って跨がってみた。

ここから落ちたらどうなるのかな

今は暗いから朝になってから誰かが見つけてくれるのかな

寒いだろなぁ

「ねぇ、私がいない時にしてよ。」

「へ、」

振り向くとさっきビールを飲んでいた女の人だった。

僕はそこで目を覚ました。

今…僕やったらダメなことしてる…

下見れない。怖い。

「それ。落ちたいの？」

「あぁ…ちが、くて、」

「ふーん」

「あの、怖い、から」

「バカだね。」

「手、握って、貰えたり…」

「やだ」

「え…」戻れない。怖い。足滑らしたら…

「信じられるわけないでしょ、私も一緒に引っ張ろうとしてるかもしれないし。」

「信じて…(涙)」

「泣いても無理なもんは無理だよ。」

「僕の名前はユンジェヒョクゥ！！2001年7月23日生まれ！○○会社で働いてて電話番号は○○○-○○○-○○○○！住所はs」

「叫ばないでようるさい。」

「じゅうしょ…住所は(涙)」

「分かった。分かったから。」

「ほんと…(涙)」

「手、掴んで。」

僕は無事そっち側に行くことが出来た。

「落ちる勇気もない人がそんなことするんじゃないよ。」

「はい…(涙)」

「じゃあね。もう次はないからね。」

その人は僕に背中を向けた。

「あ、…あの」

僕はその背中に声をかけた。