愛されすぎて“まじめに”困ってます。 (ページ13)

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ジョンファンが部屋から出ていった。

今日はもうやることも終わったし、後しなくてはいけないのはあのジェヒョクオッパとアサヒオッパにお断りのお言葉を…

やーこれはしんどい。

アサヒオッパはまだいいとして、ジェヒョクオッパは言うこと聞いてくれなさそう。

でも、かわいいジョンファンのため。
早く行ってあげないと。

よし。

私はジェヒョクオッパの部屋のドアをノックした。

返事もなく、にこにこのジェヒョクオッパが出迎えてくれた。

ジェヒョク「いらっしゃーい。はい、Aこっちー。」

危ない。ジェヒョクオッパにそのまま流されて
今アサヒオッパが座ってるベッドに足が動きそうになった。

「ジェヒョクオッパ、その事なんだけど、今日やっぱり一緒に寝れない…」

その瞬間目付きが変わった。
さっきまで座ってスマホをいじっていたアサヒオッパもこっちを見ている。

ジェヒョク「なんでよー？理由教えて。」

「えっ…と…ジョンファンが勉強教えてって来てくれて…」

ジェヒョク「終わってからこればいいじゃんかぁー！」

「たぶん遅くなっちゃうから。2人とももう寝るでしょ？」

ジェヒョク「えー。一緒に寝たかったぁ。」

そういって私の腕を持ってブンブン振ってくる。
なんか今だけは犬に見える。笑

「ごめん。そういうことだから。おやすみー！」

ジェヒョクオッパは悲しそうな顔をしているが
アサヒオッパは相変わらずこっちを見続けたまま。

どういう感情かわからないけど、アイコンタクトでごめんって手をあわせといた。

そうして私はジョンファンの部屋へと向かった。