浴室の侵入者 クローリー ページ7
主人公は吸血鬼になってます
クローリー彼氏設定
「はー…今日も疲れたー…やっぱ、お風呂っていいよねー」
今日はフェリドとか言う変態…じゃない…
いわゆる上司に当たる奴に振り回された…
いい加減にしてほしい
「あー、でもそろそろのぼせるかも。もう上がろっと(ザバァ」
「『あー、つかれたぁ』」
ちょうど出ようとしたときに、
聞こえるはずのない声が聞こえた
「!?(ビクッ」
想定外の声に、足が滑りそうになる
「『まったく、これだからフェリド君は…』」
「『今日はチェスとホーンも大変だっ(open the door)…………え?』」
彼も想定外だったらしく、
こちらを凝視している
………そんなに見ないでほしい。
「え、ええっと………」
「えっと……あの…出てもらえない…?」
とりあえず、出てくれと催促する
「い、いやぁ、ごめんね?全然気づかなかった」
「じゃあ出て?早く。あとこっち見んな」
さっきからドコ見てんだ…
フェリドじゃあるまいし
「うーん…でも今出たらまた服着るの面倒だし…」
「出・て?」
聞こえてるのに無視してるよね。絶対。
「どうせだから、一緒に入ろ?」
「聞けっ!!」
「さ、Aは湯船につかってて。僕は頭とか身体とか洗うから」
「いや、あの…本当に恥ずかしいから…」
「そうそう、そのままでいてよ?(ジャー…」
…もういいや…諦めも肝心だ、と
ため息をつく
「ちっ、変態め…(しかし、髪をほどくと本当に長いな…男のくせに…)」
「あ、意外。大人しくしてるんだぁ」
くそぅ!
逃げようにも、扉はクローリーの後ろにあり、
逃げられない
「逃げようとして、滑って頭を打ったりしたら嫌なだけ」
「ふうん、Aを捕まえるのも面白そうだったけどなぁ」
っ…!!!!出来るものならとっくにしてるよ!!
という心の声は、すんでのところで
心のなかにとどまった
「ははっ、怒んないでよ…っと終わった。僕も入るから」
「入ってこないでさっさと出て」
……ザブン…
「………じゃあ、私は出るから」
「えー?だめだよ!(ガシッ」
ちっ…力が何気に強くてほどけない…
こういうところで男と女の差を感じるのが、
なんだか悔しい
「そうそう。入ってて」
「のぼせるから早く出たいんだけど」
→→→→→→続
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作者名:紅月K | 作成日時:2015年7月18日 23時