7人の虎にはご注意を。#3【Travis Japan】 (ページ30)

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°Tiger109 昔からの付き合いページ30

1月1日。

カウントダウンコンサートが終わってすぐ。

川島「A～！改めてあけましておめでとう～！」

如恵留くんはテンションが上がっているのかステージ裏で私にハグを求めてくる。

「うん、おめでとう～。今年もよろしくね！」

私は彼のハグを受け止め、ポンポンと背中を叩いた。

岸「おい、こんなとこでイチャつくなよ！」

イヤモニを外しながらKing&Princeの岸くんが近づいてくる。

「イチャついてないわ(笑)」

神宮寺「岸くんはAと話したくてイチャモンつけてるだけだから気にしないで(笑)」

その後ろには同じくKing&Princeの神宮寺勇太。

「なるほどね、岸くんも私とハグしたかったのね。はい、おいで」

私は岸くんに冗談っぽく両手を伸ばす。

岸「しないわ！」

髙橋「じゃあ俺がする～」

いつの間にか髙橋海人が私の胸に飛び込んできた。

「おお、海人くん。いたの」

永瀬「海人、急に飛び出すなや」

平野「Aめちゃ久々に見たんだけど」

「ステージの時から会ってたけど(笑)」

King&Prince勢ぞろいだ。

「みんなあけましておめでとう」

私は海人くんのふわふわの髪を撫でながら言う。

平野「海人、お前ペットとして扱われてんじゃん」

永瀬「男として見られてないってことやで」

髙橋「ええ、ショック！」

彼はしょんぼりしながら私から離れた。

神宮寺「Aもう今年で成人か」

「そー」

神宮寺「いや、まじ早い。小さい頃から知ってるからねえ」

ジンくんは私の頭を軽く撫でる。

神宮寺「めっちゃ綺麗になった」

「ほんと？」

平野「はい、神宮寺がAを口説いてまーす」

紫耀くんはわざと周りに聞こえるよう大声を出す。

神宮寺「やめろ(笑)」

永瀬「じゃあ俺たちそろそろ行くわ」

そういえばいつの間にか如恵留くんがいなくなっている。

「また遊びましょう」

手を振りながら廉くん、紫耀くん、海人くん、ジンくんは楽屋へ戻って行く。

しかしなぜか岸くんはまだ私の横にいた。

「なに？」

岸「次いつ会うの？」

「何の話(笑)」

どことなく真剣な顔をする岸くんに私は笑ってしまう。

岸「そろそろAと二人で遊びたいんだよ！またメッセージ送るから！」

彼はそう言って勢いよく私を抱きしめると何事もなかったように行ってしまった。

「(岸くんなんなの(笑)」