7人の虎にはご注意を。#2【Travis Japan 】 (ページ36)

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°Tiger75 そそられるページ36

中村side

すっぽりとAは俺の胸の中に収まった。

一生、こうしてたい。

中村「(あー、むかつく)」

昨日の閑也の言葉を思い出し、俺はイライラしていた。

ぼーっとする頭。

いうことを聞いてくれない身体。

全てに理不尽な怒りが湧いてくる。

「なんで急に抱きしめるの」

中村「いいでしょ。ほら、俺の膝にまたがって」

「なんでよ」

中村「早く」

襲いたい。

ムラムラする。

中村「顔上げて」

そう言うと彼女はなんの疑いもなしに顔を上げた。

俺は抱きしめたまま、Aの首筋に舌を這わせる。

「！」

中村「(かーわい)」

そのまま目で反応を伺う。

彼女は唇をギュッと噛み締めていた。

中村「可愛すぎ」

「急に何するの」

中村「お願い。だめ？」

しっかりAをホールドして今度は耳に噛みつく。

「返事聞く気ないじゃんっ」

耳筋を舐めると彼女はビクッと身体を震わせた。

中村「唇噛んでないで声出してよ」

「や」

Aは抵抗を続けるが、俺の強い力には到底及ばない。

「やめて、うみ」

中村「なんで」

鎖骨に優しく噛みつき、次は首。

熱のせいか興奮している。

歯止めが効きそうにない。

「ダメだって」

中村「黙って」

俺はAの頭を後ろから固定すると無理矢理キスをした。

中村「ん…っん」

「っ…ん」

息ができないほど、しつこくキスをする。

中村「(気持ちい)」

Aはよっぽど苦しいのか涙目になっていた。

逆にそれにそそられてしまう。

中村「んっ…ふぁ…」

俺はゆっくり口の中に舌を入れた。

口の中は溶けるほどに熱い。

中村「(やべえ興奮する)」

「はな…んして…っ」

俺はAに胸をドカドカと叩かれ、ようやく口を離した。

中村「気持ちよかった？」

「っはぁ…気持ちよくない…」

彼女は睨んでくるが潤んだ目で睨まれても可愛いだけだ。

中村「ねえ、したくなっちゃった」

「だだだだめに決まってるでしょ！病人なんだから！今すぐ寝て」

中村「いてっ」

Aは俺をグーパンチで殴る。

喰らってる隙を狙って俺から離れてしまった。

中村「(病人じゃなかったらしていいの？)」