7人の虎にはご注意を。#1【Travis Japan 】

°Tiger36 宣戦布告 ページ37

宮近side









七五三掛「ちゃか」









しめが淡々と言ったその名前を、俺は理解できないでいた。









吉澤「は！？宮近！？」






中村「それまじ？」






七五三掛「本当。Aが今まで好きになった人はちゃかだけ」









夢だ。










そうこれは幸せな夢。









川島「へぇ、良かったじゃん！ちゃか」









宮近「えっ、あ、うん」









落ち着け宮近海斗。









何も今好きだと言われているわけではない。











それに、しめがそう言っているだけかもしれない。









七五三掛「高校生くらいの時だったかな。海斗が好きすぎて苦しいっていきなり相談されて」









宮近「(割と最近！！！！！！！！)」









だめだ。









これはもう嬉しすぎる。









吉澤「お前にやけすぎ(笑)」









宮近「えっ」









中村「でも今は別に好きじゃないんでしょ？」









七五三掛「今は全く何の気もないと思う」









しめにバッサリ切られ、俺は分かりやすく落ち込む。









川島「ちゃか、顔にですぎ(笑)」









もし









もし俺がその時に告白していたら恋人になったりしていたのだろうか。












でも俺から告白なんてできるはずがない。









そんな勇気はない。









中村「俺さ、Aのこと好きなんだよね」









突然、海人は俺たちに言い放つ。









七五三掛「そんなことみんな知ってるよ(笑)」















中村「女の子として」









はっきりと言ったその言葉に、俺らは何も言い返せなくなってしまった。









中村「俺はトラビスのみんなが好き。でも1番好きなのはA。Aだけはとられたくない」









そんなこと言われたら









Aに告白なんて一生できないじゃん。

°Tiger37 ケンカ→←°Tiger35 どうしても不憫

ラッキーアイテム

BLUE MASQUERADE

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーメンバー

七五三掛龍也

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す