形は柔和に ページ23
ユイさんの様子をうかがう。
ユイ「…いいですよ！Aさんと友達になれるなんて、嬉しいです！」
意外とあっさり受け入れてくれた。思わず頬が緩む。
「フフッ、よかったです！ちゃんとした女の子の友達が出来たの、初めてなんです。」
ユイ「そうなんですか？なんか意外です。」
「そうですかね？あ、あとユイさん。私にはタメ口でいいですよ。私はユイさんの後輩ですから。」
ユイ「わ、わかったよ。」
にっこり笑ってユイさんはそう言ってくれた。
「…ユイさん、兄達は…ユイさんに辛く当たる事が多いかもしれません…なので、そういう時は私に頼って下さい。少しでもユイさんの心に寄り添いたいんです、私…」
私の言葉を聞くと、ユイさんは急に涙を流した。
「え、ユ、ユイさん…？」
ユイ「ご、ごめんね…私、急にこんな事になって、すごく不安だったの…だから、安心しちゃって…！」
「ユイさん……フフッ、もっと早く話しかければよかったな……ユイさん。改めて、これからよろしくお願いします。」
ユイ「うん！よろしくね！あの…Aちゃんって呼んでもいいかな？」
「フフッ♪もちろんです！」
その後、ユイさんと私は仲良くおしゃべりしながら屋上を出て行った。
〜放課後〜
スバル「A、行くぞ。」
「やっほースバル♪今行くね♪」
私はスバルに駆け寄って、一緒に玄関へと歩き出した。
スバル「なんかお前…いつもより機嫌良くねぇか？」
「うん。ユイさんと友達になったの！」
スバル「は？あいつと？」
「そう。ユイさんの心の支えになれるように、友達になろうって決めてたの。それで今日話したら見事友達になれたの！」
スバル「…そうか…」
「でも、前のお願い、取り消しにはしないで。私だけじゃ、ダメだと思うから…」
スバル「…ああ、わかった…」
ユイ「っ！Aちゃん！」
「っ！ユイさん！」
アヤト「は？」
カナト「え？」
ライト「え？」
アヤト「おい、チチナシ。なんでAと…」
「どうでした？今日。」
ユイ「うん！ちゃんと過ごせたよ。あの後は何も無かったし！」
スバル「…友達になったんだってよ。」
そう言ってスバルは先に玄関を出て行った。
ライト「え、ビッチちゃんとAが友達？…もしかして、さっき僕が出て行った後に？」
「うん。そう。私が友達になりましょうって、誘ったの。」
カナト「…なんでこんな人となんか友達になるんですかA。」
「…それは…内緒。ほら、早く行こう。」
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ユウナ(プロフ) - ワカメさん» ありがとうございます！読んで下さっているんですね！とても嬉しいです！ワカメさんの言葉を励みに、試験も更新も頑張りますね！！ (2018年10月27日 16時) (
レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
ワカメ(プロフ) - 二期楽しみにしてます！試験忙しいと思いますが頑張ってください・・・。 (2018年10月27日 15時) (レス) id: 5f29cae1fe (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 更新延期が続いてしまっているため、一週間後、出来た話はすぐ更新を致します。一日に2話更新するかもしれないので、ご理解をお願い致します。 (2018年10月15日 23時) (レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 皆様にご報告があります。先日お知らせした試験は終了したのですが、まだ他の試験がある事が分かりました。そのため、もう一週間更新を遅らせる事になりました。多大なるご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ありません。 (2018年10月15日 23時) (レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 読者様には申し訳ございませんが、それまでお待ち頂けると幸いです。お知らせが遅くなり申し訳ございませんでした。 (2018年10月7日 23時) (レス) id: d3e94e6be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shuna | 作成日時：2018年7月4日 21時
